劇場公開日 2018年8月11日

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「地下鉄出たら戦場だった」ブッシュウィック 武装都市 うにたん♪さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0地下鉄出たら戦場だった

2019年2月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

地下鉄から降りたら、「人が居ない、訓練か?」で済まされる雰囲気からしても、どこか全く違う社会なのか?
しかも、いきなりマッチョがピンチを救ってくれる。
なんだろうこの映画は?
冒頭から何にも知らないルーシーがバティスタに尋ねまくる(笑)
「戦術的だ…」とやり口の説明に終始するバティースタ(笑)

後々、取っ捕まえた反乱兵士からテキサス州からブッシュウィックを襲撃したが、抵抗が激しかった為、攻撃命令になったと言う。
攻撃した後の事を考えてないのがちょっとバカらしい。
抵抗が激しい理由も銃の保持率が高いとか(笑)
道理で普段から犯罪が絶えない訳だ。

トランプへの批判含みなのかと思ったが、単に争いの無意味さだけが際立っただけだった。
出てくるキャストは皆、気が早く、中でもルーシーのアホさ加減には少し嫌気が(笑)
撃たれたスチューブ(バティーストタ)は簡単に捨てていくし。
ラストも救いはない。
観る前この作品に期待したイメージとはかなり違ったので長い感想になった。

しかし、戦争とはこんなもんであると言うメッセージとしてなら受け取れる。
善人であれ悪人であれ、銃弾の前に立てば、相手を撃ち、相手に撃たれる。
理由はなんであれ、下々に戦争の意義など関係ない。どこのどなたが戦争の意義を説いても、戦場と言うその場においては人殺しでしかない。

弾の届かない所でモノを言う人は信用出来ない。

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)