天才作家の妻 40年目の真実のレビュー・感想・評価
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愛と憎しみのサスペンス
見応えのある良い作品。
ノーベル賞を受賞した作家と妻には、二人だけの秘密があった。献身的に夫を支える完璧な妻、、、に見えたが、天才作家の妻は長年、不満とストレスを抱えていた。
そして、受賞式で一気に爆発させてしまう。
よっぽどのストレスだったのだろう、普通の夫婦でも、40年も連れ添えば有りそうな夫婦間の事情と、プラス秘密。
愛が嘘により憎しみへと変わる。
たぶん、この女性(妻)の気持ちを理解できないと、ただの突然豹変する、嫉妬と意地悪で我が儘なヒステリー女の恐怖の話で終わってしまう。
迫真の演技のグレン・クローズ。あの「危険な情事」を思い出す。
ただの天才作家の妻の話ではない、男女間の(夫婦間の)機微をリアルにさらけ出す心理サスペンスで見応えのある奥が深い作品。
葛藤
グレン・クローズ
駄目な夫の言動は万国共通なんでしょうか
なぜ?グレンクローズを
いい映画でした。
割り切れない夫婦関係
長年の連れ合いに抱く逡巡
長年連れ添ったふたりは
盲目だった恋心も忘れてしまう。
目が開かれた後の相手には
今まで気づかなかった長所とともに
こんな人だったの?と呆れるような
思いも寄らぬ人となりが顕になる。
長年連れ添う
その秘訣は単に忍耐だとおいらは思う。
それまでの育った環境が
全く異なるふたりにとって
縁あって生活を共にすることは
ある意味とても奇跡なことだ。
気に入らないところがあっても我慢
おそらく相手も我慢している
そんな相互理解の日々の積み重ねが
愛情を強くしていくのではないか。
年月を経るにつれて
忍耐はいつか破綻するかもしれない
愛情は鎖のように強固かもしれない
ジョーンのその間での逡巡が
どこか可笑しみを添えて悲しい。
グレン・クローズ観応え充分。
「THE WIFE」
40年間夫を支えてきた妻の思いが…
白紙のノートに写った、文字のへこみを撫でる時
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