「演技旨い!」天才作家の妻 40年目の真実 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
演技旨い!
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グレン・クローズ、ジョナサン・プライス、双方本当に長年連れ添ってきた、そして子供にさえも秘密を隠し通してきた絆がある本当の夫婦のように思える演技でした。才能ある妻ながら女流作家は大成しない当時の社会的環境、着想はありながら、才能ない夫、二人の合作?で紡いできた名作の数々。しかし、夫の浮気による痛みから生み出してきた名作でもあった。今更我慢できなくなり、離婚て!とも思うが、わかりきっていてもノーベル賞受賞の段になって、本当は自分が書いてきた、なのにその場でも浮気を重ねようとする、身の回りの世話も焼かせる夫に我慢できなくなるのは、よく分かる。息子は単なる我儘ドラ息子の気もする。若かりし頃のクローズを演じた女優はかなり似てると思ったら実の娘だった。ノーベル賞の裏側も見れた気がした。スレーター久々に見ました、死んでしまってはクローズが語らない限り、真実は一切語られないだろう。面白い発想の映画でした。
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