人魚の眠る家のレビュー・感想・評価
全270件中、41~60件目を表示
最後まで没入できた!!
出だしで観る側の覚悟が試されますが、無駄なシーンが無く、最後まで引っ張っていく力がありました。 単なる闘病ものとはまた違って楽しめました。BGMも押し付けがましくなくて良かったです。旦那さんはお金はありますが、少し頼りなかったです。
西島くんの離人的な感じがよかった。坂口くんのピュアな感じも。松坂慶...
西島くんの離人的な感じがよかった。坂口くんのピュアな感じも。松坂慶子も。篠原の思い詰めた感じはよかったけど、演技としては中途半端。女の子がよかった。脳死が社会的に中途半端な死であることをここまで社会的に描写したものはない気がする。だからこそ、篠原は物語としてのお別れが必要だったのだ。
評価は分かれるでしょうね
私は「結末が安易で残念」、良い内容なのに「最後でぶち壊し」と思いました。
人の死は「脳死」であって「心臓死」ではないと考える人と、
人の死は「心臓死」であって「脳死」ではないと考える人では、
基本的な死生観が違うので、決してわかり合えないのだと思います。
私は「脳死」派なので、見ているとしらけてしまいました。
子供と動物には勝てません。
堤幸彦監督、篠原涼子主演の「人魚の眠る家」。
離婚間近の夫婦の娘が小学校入学直前に事故で意識不明に、医師からは脳死判定を勧められる。そこから起こる「死」についての認識の違いによる悲劇、でも子供主役だから泣きやすいし感情移入もしやすいよね。ずるいよ監督この東野原作を使うのは、ってぇ良作。
自分が同じ立場なら、どうなってしまうんだろうか。
もし自分の家族が脳死と言われたとき、それを死と自分は受け入れられるだろうか。
とても重いテーマだと思う。
心臓は動いている、体も成長する。
でも周りはそうは言ってくれないんだよな。
医学的には死んでる。理性では分かってる。でもそんな簡単に割り切れる物じゃない。
この映画を観て、お涙頂戴だね、この母親気持ち悪いねって言うのは簡単だよ。
でもそこじゃない。自分ならどうなってしまうんだろう、どこまで狂ってしまうんだろう、どこで諦めをつけるんだろう。色々なことを考えさせられた。
決して、気持ち悪いの一言で済まして良いような作品じゃない。
75
全ての登場人物の感情がきちんと描かれていてとても良かった。一人一人の気持ちが良くわかったのと同時に自分はなんて幸せなんだろうと感じることができました。
唯一、川栄カップルの恋愛話はいるのか?と思った。
おもしろい
多分この映画への否定的感想のほとんどは正しいんです。
この映画は気持ち悪い。
でも共感できないから映画として☆が低くなるのはおかしいと思います。
この映画は「泣ける映画」として宣伝すると決めたのでしょう。
ですがそれは他のレビューでも書かれている「本質」に
気づけない人たちにも映画を観てもらい、赤字にならない様にするための
経営戦略であると思います。
それ自体は良いとは私自身思いません。
ですがこの映画自体の出来栄えは
非常に素晴らしいものだと思います。
まったく別の問題なんです。
この映画は狂気を描いています。
ですがそれは主人公サイドだけの狂気ではありません。
排他的な思想も狂気です。
堤 幸彦監督の他作品でも狂気を前面に打ち出した描写は多いです。
これは泣ける映画ではありません。問題提起なんです。
それが本質なんです。
死とは何か、考えさせられる。
この作品を酷評している方もいるが、私は素晴らしいと思った。話の展開や役者さんの演技から、娘の死を受け入れられない家族の葛藤や苦しみがリアルに表現されていて、まるで自分もそこにいるかのような気分を味わえた。また、「脳死」という重いが深みのあるテーマは同時に「死」そのものの定義も考えさせられた。他人からしてみれば「脳死」は「死」と見なすのは当たり前だろうが、家族から見ればまた別の捉え方もあり、とても考え深い作品だった。
テーマが重い。
脳死と心臓死での違い。
また、それを受け止められない母親。
テーマが重くて残酷だったけど
ラストシーンにかけて
綺麗にまとまって終わった気がする。
篠原涼子の演技もすごくて
見ていられないシーンが多かった。
娘と出歩くシーンだったり
娘を動かして喜んでいる姿は
痛々しかったな。
あと、全然関係ないけど
娘が顔面神経いじられて笑うシーンは
本当に怖かったし、
あの空気感はすごかった。
家で昼間に見ていても
ホラーとは違った続々感があった。
東野圭吾作品と堤幸彦は相性がいいかも
篠原涼子はどちらかというとコメディアンヌの方が上手な気がします。悪くはないと思いますが。脳死という難しいテーマを今回は堤幸彦上手く演出してます。時々取り返しのつかないダメダメの時もあるけど東野圭吾作品は相性いいですね。
狂気の母性とそれが伝播したのか盲目的な若き科学者。
東野圭吾の原作を久々に読んでみようと思った。
脳死判定
原作が東野圭吾さんですのでそれなりに飽きずに見れました。
離婚を控えてた夫婦がある日、子供が不慮の事故で植物状態になり延命処置していくことになることをきっかけに
離婚を取り消しにして懸命に最新医療を使い延命治療をしていく。
脳死についてはさまざまな論議あると思いますが希望をもつ母親の気持ちは共感できました。現実を受け入れることは悲しみが大きすぎますから。
でもラストは現実を受け入れて前を向く姿は、感動しましたね。
残念。
なんだろう。
モヤモヤする。
フィクションだけど気持ち悪い。
偽善っぽい。
私が純粋じゃないのかもしれない。
好きな俳優さんが出るからという映画の選び方はダメですね。
旦那さんの寄付が一番不自然。
価値観が違うから否めないね。
考えさせられる。
脳が死んでれば人は死んでるのか。
身体が生きていれば人は生きているのか。
心臓移植は、1人の人を救うだけでなく、
移植される側とドナーになる側、
2人の命を救っているのだなと思った。
考えるきっかけをくれるいい映画だった。
鬼気迫る演技
篠原涼子の鬼気迫る演技は見てて恐くなってくるほどでした。
生と死の境界という主テーマのほかにも、
子を想う親の愛情、大切な人を失う喪失感、またそれを受け入れることの難しさ、命の尊厳、科学進歩の素晴らしさと恐ろしさ、など多くのことを考えさせてくれる映画でした。
少し重いけど、最後に救いがあって良かったです
重いテーマを重いままで、でも楽しめる。
脳死か心臓死か。人間の死とはなにか。
照明とか演出過剰っぽいところあるけど、「自分だったら」どうするかと考えさせられる連続で楽しかったです。
全270件中、41~60件目を表示