「観て良かった」人魚の眠る家 ミチさんの映画レビュー(感想・評価)
観て良かった
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原作は既に読んでいました。
東野圭吾作品は映像化すると、折角の面白い話が描き切れていない物があるのですが逸脱することなく、非常に原作に忠実に描かれています。
脳死の子供を死んでいるとは受け入れられず、科学の力を借りて生きている時と同じ様に扱う事と自分の子供の命を繋ぐ為にドナーを待つ家族は同じ思いなんだと感じました。
どちらも子供に生き続けて欲しいという願いは同じだから。
この話は下手したら、脳死→ドナーになるべき、と受け取られかねません。でも、この話はそういう事を言ってるのではないですね。今一度、命の重さ、尊厳について考えてみるべきですね。
計らずも今日この映画を観に電車で向かっている時、下車予定の駅のホームで飛び込みがあったので…尚更です。
主題歌の絢香が歌う「あいことば」がこの映画にとてもよく合っていてとても良かったです。心に沁みます
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