劇場公開日 2021年2月26日

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「大味なストーリーと銃撃が魅力」ガンズ・アキンボ サブレさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0大味なストーリーと銃撃が魅力

2021年3月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

殺しを含む決闘を配信するサイトにクソリプを書き込んだオタク、マイルズはクソリプがきっかけでその決闘に強制出場させられる。手に穴を開けられてボルトで拳銃を固定され、刺客を送り込まれたマイルズは逃げて逃げて逃げまくるが…
と、話だけ見れば面白そうなスプラッタアクションコメディ。だがしかし、送り込まれた刺客の素性が明らかになり、マイルズがなぜか才能を覚醒させたりしてからは、大味な銃撃のアクション映画になってしまった。

好きな人は好きなのだろうけど、ちょっと特殊なアクションコメディを期待していたのに、どこかで見たような主役が一方的に雑魚を蹴散らす銃撃アクションになってしまったのは残念。ちょくちょくこの映画ならではな展開もあるにはあるが、フリが丁寧なので予想の域を出ない。
フリの丁寧さはストーリーにも悪影響を及ぼしている。刺客には何か過去がありそうだ。警察が刺客を捕らえられないのはなぜか。などなど。どこかで見たような設定が多く、映画好きの予想の域を出ない。
クソリプがきっかけで殺人サイトに補足されるのは新しかっただけに残念。

サブレ