劇場公開日 2021年2月26日

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「【ネットの「荒らし」の頭のなか】」ガンズ・アキンボ ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【ネットの「荒らし」の頭のなか】

2021年3月5日
iPhoneアプリから投稿

所謂、ネットやSNSの「荒らし」の頭のなかを覗くと、こんな感じなんだと思った。

ストーリーは、荒らしにも、少しはまともなところが残っている「感」を出しながら進んでいく。

ろくでなしと同僚や世間に思われていることを自覚しながらも、衝動を止めることなんて出来っこないのだ。

だから、自らを僅かでも正当化するために、自分の行動は他者がきっかけになっていると主張してみたり、少し元カノへの想いを言ってみたり、父娘(ニックス)の悲しいストーリーを入れたりもする。

そして、もっとも重要なのは、同僚も、仲間も、敵も死にゆく中、荒らしの典型的なエゴ、最後は自分だけはサバイバーと云うご都合主義のエンディングを見せる😁
これは、荒らしにとっては当たり前のことなのだ😁

昔、ネット右翼のTwitterの所謂荒らしのプロフィールを覗いたことがあって、趣味サバゲーと書いてあった。

やっぱり、そうだなんだ😁
確信した😁

こうした人の頭の中は、サバゲーなのだ😁
敵が必要なのだ😁
そして、それを攻撃しなくてはならないのだ😁

バンバーン、ドッカーン、グシャ肉体が潰れる音)、ドバーッ(血が飛び散る音)😁

まあ、血肉飛び散りはしないけれども、最近の愛知県知事リコールの不正をめぐる事件で、元は仲良く代表写真に収まっていたのに、事件が明るみになると「俺(私)、かんけーない」みたいな態度を決め込んでいる、卑怯者のネット言論界の荒らしも似たようなものだ。

ワンコ