劇場公開日 2021年2月26日

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「評価がわかれるのは仕方ない」ガンズ・アキンボ kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0評価がわかれるのは仕方ない

2021年2月28日
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鑑賞方法:映画館

ネットで殺し合いを生配信する業者に捕われ、両手に銃を固定されてしまった男。連続殺人犯の女性と殺し合いを命じられた男の生き残りを描いたアクション映画。
全体的に現実味はなく、テイストはアメコミ風。ツッコミどころも多い。対戦相手のニックスはあれだけ勝ち抜いてきてるのに余裕を見せすぎてなかなかマイルズを殺せない(殺さない)。でもテンポがいいし、激しめのアクションシーンがあるからあまり気にならない。そもそも辻褄とかリアルさなんて求めてはダメなんだろう。
前半は銃を固定されたマイルズがうろたえたり、いろんなことができずに苦労するというコメディテイストな展開。両腕に銃を固定されてしまうという設定はなかなか面白い。後半はかなりベタな展開。驚くことはなかったが、アクションを十分に楽しめたから問題なし。
ダニエル・ラドクリフは未だにハリー・ポッターの呪縛から逃れようとしているのだろうか。「スイス・アーミー・マン」と「プリズン・エスケープ」と本作を観たら、彼をハリー・ポッターの俳優と呼んではいけない気がしてしまう。これからも彼の主演作を楽しみにしていきたい。
でも本作の評価は分かれてしまうのだろう。隣りに座ったおじさんはほとんどの時間寝ていたし、ラストも観ずに出ていってしまった。好きじゃない人が少なくないのもわかる。

kenshuchu