アナと世界の終わりのレビュー・感想・評価
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夏はゾンビ。だけどクリスマス。
ゾンビに町が襲われたことに気付いた高校生達が学校に取り残された家族や友人を助けに向かう話。
ちょっとスレた感じはあるものの爽やかさのある高校生達の学園ドラマ風の序盤。
いよいよゾンビが暴れ始めても歌って踊って華麗なスルーでコントの様な楽しい雰囲気。
いよいよゾンビに気付いたら普通のゾンビ映画になって来て、それが悪い訳ではないけれど、中盤以降はちょっと盛り上がりに欠けるしコミカルさも落ち着いてしまった。
最初の空気感のまま突き進んでくれたらねえ。
青春期のドラマをゾンビ&ミュージカルの手法で描いた意欲作
低予算ながらファンタ系映画祭で話題になっていたので見られるのが楽しみだった本作。
ゾンビ映画としてのスリルは低めだが、ゾンビ映画の基本を踏襲しており、楽しく気持ちの良い味わいだ。
そして猛烈にポップでキャッチーなミュージカルシーン。『ハイスクール・ミュージカル』のような学園テイストの音楽や『ロッキー・ホラー・ショー』を思わせるような曲調等、かなりイケるし脳内リフレインがとまらない(制作陣も気に入ってるのだろう、各楽曲がやや長いが…)。
キャッチコピーでも推されているゾンビ×ミュージカルという点は満足度の高いものだったが、何よりもその青春ドラマの点が素晴らしい。ネタバレを避けるために細かくは言及しないが、物語の展開は青春期の成長のメタファーの如くリンクしており、最後は少しビターな味わいもある。
オリジナルの監督が亡くなり、新たに引き継いで完成させたというバックボーンも踏まえると(まさかの)不意に涙が零れそうになる。
楽しいのはもちろん、非常に豊かな部分があるので、是非オススメしたい作品だ。
? ある意味とてつもない映画。
オープニング、" Christmas Means Nothing Without You "とかいう90年代をほうふつとさせる音楽が流れ、いきなりその後、イギリス英語を聞く、違和感丸出しの映画で、しかもミュージカル調の作りで、あたかも90年代のミュージックビデオのノリで作られたような作品となっている。しかも前出の音楽は、マライア・キャリー"All I Want For Christmas Is You"とくりそつなのが向かっ腹が立つ。
イギリス人は、かのレベッカと同じ、嘘つきの塊か.....?
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