「【”死んだように生きる人生からの脱出”ゾンビ・ミュージカルヴァージョン。”娘や息子たち”の父親の庇護からの卒業を描いた作品でもある。】」アナと世界の終わり NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”死んだように生きる人生からの脱出”ゾンビ・ミュージカルヴァージョン。”娘や息子たち”の父親の庇護からの卒業を描いた作品でもある。】
ーアナ(エラ・ハント)はイマイチ、パッとしない町で、パッとしない級友たちとパッとしない毎日を送っていた・・。大学に入る前に世界を見たいからとオーストラリアへ行くことを父に、告げるが・・。-
・級友、ステフ(サラ・スワイヤー:ボーイッシュな風貌が、個人的にアナより魅力的だった・・)やアナを好きなジョン(優しいがサラに親友と言われてしまう・・)やニック(粗野だが、いざとなると頼りになる・・:軍人でゾンビにやられた父親から”たまにはキチンとしたことをしろ、と言われたらしく、バットを振ってゾンビ退治の先頭に立つ。)のキャラ立ちが良い。
・クズな校長サヴェージの行い、セリフも今までの生徒に対する鬱憤を弾けさせる”悪役”として、作品に魅力を与えている。
・少し残念なのはゾンビ・ミュージカルとして、もう一捻りあればなあ、と思った作品。ー後半、単調になった気がした・・。-
<アナが学校の用務員をしている父と、ゾンビの群れの中、漸く再会し、父から贈られた言葉。
”娘や息子たち”の父親の庇護からの卒業を描いた作品でもある・・のかな?。>
<2020年8月17日 有料放送にて鑑賞>
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アキ爺さんのコメント
2020年8月19日
NOBUさん、ホントもう一捻りあればなぁなんですよね。
ゾンビが真面目にゾンビしていて、ミュージカルに組み込まれていない感じがして。アイデアが良かった分惜しい作品でした😣