デス・ウィッシュのレビュー・感想・評価
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☆☆☆★★ ブロンソン主演の元ネタ『狼よさらば』は。その昔にTBS...
☆☆☆★★
ブロンソン主演の元ネタ『狼よさらば』は。その昔にTBSの月曜ロードショー辺りで、何度か放送されていた記憶有り。
その詳しい内容は最早忘却の彼方…簡単に。
映画が始まって直ぐに、「嗚呼!これは最近ハリウッドで強まって来た、銃規制なんぞF⁂CK YOU!」の流れを組む銃規制反対啓蒙映画だな?と思って観ていた。
「全くもってどうしようもねぇなあ〜1」…と。
ところが…。
1度銃を手にして覚えた《粛清の味》
この辺りから俄然、娯楽映画として面白くなって来るから始末に負えん。
いやはや、単純に面白いんだもん(^_^;)💧
どんどんエスカレートして行く間に。SNSを通して模倣犯までが現れ、英雄化して行く辺りが現代的と言える。
後半に向け、最早向かうところ敵無しのブルース。
ガンアクションは過激さを増し。グロい場面も増え、この監督らしさが出て来る辺りが本作品最大の見所。
とは言え、この監督の初期作品『ホステル』や、『グリーン・インフェルノ』等と比べたなら、まだまだ可愛いもの。その辺りの、監督目当てで観に来た人でならば不満に感じる人は案外と多いのかも。
とは言え、それなりに面白いのは事実。
よっぽど★1つ増やそうか…と、思った程。
しかし、犯罪を未然に防ぐ気の無い警察。(だからこそ映画になるとも言える)
「いいんかそれで?」とゆう終わり方を含めた、道徳的な面を考えると。どうしても★を増やす訳にもいかない…ってのが本音っスね(ー ー;)
2018年10月22日TOHOシネマズ日比谷/スクリーン5
デス・ウィッシュ
2018年90本目の劇場鑑賞。
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チャールズ・ブロンソン主演の74年製作アクション「狼よさらば」をイーライ・ロス監督、
ブルース・ウィリス主演でリメイクしたリベンジ・アクション。
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家族を理不尽に奪われた男が、
自らの手で壮絶な復讐に乗り出すさまを描く。
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今では映画館でブルース・ウィリス主演の作品を観ることがなく、
最後に映画館で観たのが「REDリターンズ」からの5年ぶり。
「狼よさらば」と言えば「リベンジ系アクション」の元祖で、
家族を無残に殺された男が犯罪者に復讐するのだが、
復讐の対象が自分の家族を殺した相手だけでなく、
街に蔓延る全ての犯罪者に拡大しており、
犯罪者に制裁を加えていく。
銃すら握ったこともないブルース・ウィリスが、
動画を見ながら銃の使い方を学ぶ様子は面白い。
イーライ・ロス監督お得意の残虐描写を期待したが控えめ。
車の解体業者の拷問するシーンは、
もっと見せて欲しかった。
妻子が男たちにいたぶられる描写があっけなく、
男たちを憎む前に終わっているので、
復讐の爽快感があまりなく終わっているのが残念。
半ズボンのAC/DC
オリジナルの『狼よさらば』は全く空気感が違っていたような気がする。技師→医師、家族の名前変更、などなど挙げればキリがないのかもしれませんが、現代的な要素を満載にしたといったところでしょうか。まずは医者の倫理問題。銃で撃たれた被害者の救命を試みるも、残念ながら亡くなってしまったのに対して、加害者の犯人の命を救ってしまうというジレンマだ。手塚治虫氏の「ブラック・ジャック」にも似たようなエピソードがあったような気がします。
さらに、インターネットが定着した現代において、銃犯罪が蔓延しているにもかかわらず警察が情報を公開しないといった問題。発砲事件が多すぎてニュースにならないってのもアメリカならではのことだ。そんなネット社会において、死神と呼ばれるパーカー男の動画がすぐにアップされてヒーローとしてもてはやされたり、ポール・カージー(ブルース・ウィリス)がYouTubeで銃を勉強したりと、皮肉っぽく対比されていました。
面白いのは簡単に銃が買えるといったシーンはほとんど『ボウリング・フォー・コロンバイン』でマイケル・ムーア監督が撮ったものと被ってくることだ。「今度来た時はベサニーを呼んでね♪」などと銃砲店の姉ちゃんもあっけらかんとしていましたが、実際に次に来たときはポールのことを忘れてた!それほどコンビニみたいに忙しい店なんでしょうね・・・
主人公を医者に改変することによって、医学的知識の拷問や自分で治せるといったところは面白くなったけど、渋いチャールズ・ブロンソンの復讐魂が消え去って、むしろヒーローとなった喜びや殺人の快楽がクローズアップされてる気がします。修理工場でジャッキに下敷きにさせるシーンなんて夢に出てきそうです。
なんで娘はサッカーやってるんだろ?と、見終わってから考えると、半ズボン=AC/DCという構図が浮かんできた!Back In Black 歌詞も暗闇に帰るといった、主人公の心情を表わしてるのかもしれませんね。
だからどうした‼︎ ということばかり四つも浮かんでしまった
バック・トゥ・ザ・フューチャーやインビジブルのエリザベス・シューがとても素敵なママになったな、というのが第一。
誇張はあるにせよ(実態が映画の三分の一とか四分の一だとしても怖過ぎてイヤだ‼️)、シカゴの治安の悪さ、銃器店の気軽さ(比較するのはどうかと思うが、日本におけるコインや切手の古物商、或いは剣道や柔道の専門店などより多くて、入りやすいんじゃないか⁉︎)にビックリしたのが、第二。
ジョージ・クルーニーの出世作『ER』の中で描かれた忙しさはきっと本当だったんだ、というのが第三。
ヒーローの怪我は背中とかではなく、大体自分で治せる(自分の手が届く)場所である(背中を撃たれて海に浮かんでたジェイソン・ボーンもその後は手が届く場所しか撃たれたり、刺されたりしてないのでは?)、というのが第四。
うん? だからどうした?
普通かな…
奴らに死を願うほどの後悔を
チャールズ・ブロンソン主演の'74年作『狼よさらば』を、ブルース・ウィリス主演、
『キャビン・フィーバー』『ホステル』のイーライ・ロス監督でリメイク。
(なお自分は、あらすじ程度は知っているがオリジナル版は未見)
シカゴで外科医として働く主人公が、強盗に妻子を死傷されたのをきっかけに、妻と娘を襲った犯人や
街の悪党を抹殺して回るアマチュアの処刑人となっていく姿を描いたアクションスリラー。
...
まずは数多のアクション映画に出演してきたB・ウィリスが殺しのアマチュアを演じる所が妙味。
あのブルースが最初は暴漢に殴られて手も足も出なかったり、銃弾を外しまくったりと散々だ。
また、発砲時に銃のスライドで手を怪我したり、銃撃戦のさなかにジャム(弾詰まり)を起こしたり、
大抵のアクション映画ではあまりお目にかからない銃の動作不良や操作ミスもしばしば発生。
アクション映画のスケールとしてはかなり地味な部類の作品とは思うが、
その地味さアマチュアっぽさが作品に良い塩梅の緊張感をもたらしているし、
主人公カージーをより観客に近い存在として共感し易くもしていると感じた。
殺された妻や昏睡状態の娘に向ける、静かだが物悲しげな表情も良い。あまり感情を
表に出さないカージーが終盤、涙ながらに怒りを吐露するシーンにも目頭が熱くなる。
ヴィンセント・ドノフリオ演じる弟もいいね。若干ダメ人間だが、兄を本気で心配してる。
(ドノフリオさんが珍しく善人の役、て言ったら怒られるかねえ)
「復讐はいけない」とか「暴力は更なる暴力を生むだけ」とか訓示めいた言葉は頭に浮かぶけど、
愛する者を大した理由もなく殺され傷付けられた人が怒り狂うのは至極当然だ。
そいつらがいっそ死にたいと願うくらいの目にあわせてやりたいと思うものだろう。
警察に勘繰られながらも、主人公が着々と復讐を果たしていく姿にはやはり胸がすく。
しかし、重めの内容と思いきや、全体のエンタメ性や最後の締めも含めて意外と軽やかな印象。
あとは残虐ホラー『ホステル』のイーライ・ロス監督ですからね、あれほどじゃないけど
ブレーキ液やらボウリング玉やらの一風変わった使用方法も見られますよ。あいたたたたた。
...
SNSやネット放送上で主人公が“死神”としてまつりあげられていく様子も現代的でリアルだし、
毎週数十件発生する銃撃事件のニュースとか、可愛い女性店員がオススメの銃を紹介して
「講習受けて72時間で銃が持てるよ☆」と嬉々として主人公に語るところとかに
銃社会アメリカのいびつな姿を感じたりもした。
『この銃社会では警察はいつも手一杯で手遅れ。家族は自分が守らなければ』
という、基本的には自衛力としての銃所持を認める方向に描かれた物語ではあるわけだが、
主人公を真似した自警が逆に撃ち殺されるというニュースが劇中に登場するあたり、
暴力に対する暴力は必ずしも満点回答ではないという視点も盛り込まれているとは思う。
(まあそれでも8:2くらいで銃推奨、という感じ。レインズ刑事も最後あんな感じだし。)
...
人命を救う医者である主人公が殺人に手を染めていくという皮肉や葛藤をもっと
描いてほしかった気はするし、銃規制が叫ばれる昨今、個人的には
銃以外の解決手段を多少でも示せなかったのだろうかとは思うが、
ブルース・ウィリス扮する主人公の人間みやリベンジアクションとしての爽快感、
イーライ・ロスらしい生々しいバイオレンス描写などが楽しめる作品だったと思います。
3.0~3.5といったところだが……3.0判定で。
<2018.10.20鑑賞>
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長い余談:
ざっくりと調べたところではだが、
映画で登場したグロック17は600ドル程度、もっと低品質な銃なら200ドル程度でも入手可能らしい。
[修正:最初20ドルって書いてましたがゼロがひとつ足りませんでしたスミマセン]
で、使用する9mm弾は50発入りで20~40ドル程度。つまりは、最低約220ドルで人が殺せる訳だ。
『億男』でもモノの価値を色々と考えさせられたが、人の命が最低220ドルとは随分と……舐めた話である。
「銃は危険だから規制をかけよう」と言うは易いが、アメリカはその黎明期から銃社会だったわけで、
すっかり銃が流通しきっている現状でいっぺんに規制をかけたりしたら、既に流通済みの銃や非合法に
取引される銃の持ち手に対して防衛手段をとれない民間人ばかりになってしまうというこのジレンマ。
銃を使った脅迫・強盗・殺人がバンバン発生する現状、自衛力としての銃の所持には
致し方無い部分もあるのかもしれない、というのが個人的な意見ではある。
本当に銃を規制するなら、牛歩どころではないが少しずつ少しずつ
地道に銃を減らし、同時に新しく銃は売らない方向に進めていくしかないのだろう。
なお、ウォルマートやディックスといった販売大手では、多くの銃乱射事件の
発生を受けて2018年から銃の購入年齢を18→21歳に引き上げたんだそうな。
ちなみに全米ライフル協会ご本尊はトランプ大統領からの
購入年齢引上げ要請に反発してるそうだが……前進は前進。
※と思いきやトランプはINF(中距離核全廃条約)脱退を10/21に表明。この人やっぱダメだわ。
ドクター
オールドスクール
待ってました我らのブルース・ウィリス
ブルース・ウィルスが悪人を殺すだけの映画
医者とは思えねーガンさばき。
平和ボケした頭に1発、ガッンとどうぞ!
映画のレイティングシステムは「R15+」なので、
15歳未満の人は鑑賞できません。
暴力描写が強いので、暴力シーンが苦手な人にも
向いていません。
「デス・ウィッシュ(Death Wish)」は「死の願望」という
意味になりますが、映画の内容を表していないので、タイトルに
釣られて鑑賞すると期待外れになります。
「ダイ・ハード」のような映画を期待して鑑賞しても
期待外れになります。
「ブレイブ ワン」、「処刑人」や「処刑人II」が
好きな人には向いています。
私も、その一人です。
米国で銃犯罪がいかに多いかという現実を知りたければ、
「ボウリング・フォー・コロンバイン」を鑑賞すると良いです。
なかなか良いところまで迫っていますが、あと一歩足りない
という感じです。
マイケル・ムーア監督の最新作「華氏119」にも期待しています。
日本では、銃を使用し、身を守ったり、復讐するのは容易ではありません。
インターネットやSNSを使用し、悪行を白日の下にさらすことは
簡単にできます。
インターネットやSNSを使用し、悪行を白日の下にさらすなければ、
悪行は正当化され、社会に蔓延してしまいます。
誰かが止めなければ、社会が悪くなるばかりです。
いじめやいじめによる自殺は、ニュース価値がないほどに増えています。
過労死、過労自殺のニュースは、ニュース価値がないほどに増えています。
日本も米国と同じなのです。
一時的に、残業は減ったようですが、もう元に戻ってきています。
一人ひとりが、立ち上がらなければ、社会を変えることなどできません。
それとも、諦めますか?
この映画は。ポール・カージーと妻のルーシー・カージーと
娘のジョーダン・カージーと弟のフランク・カージーという家族の
物語です。
次は、あなたやあなたの家族がいじめや過労によって、自殺に追い込まれる
ことになるのです。
期待はずれ
銃こそパワー!!!
ひねりのない駄作
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