「素人の殺し屋からヒットマンへ」デス・ウィッシュ toさんの映画レビュー(感想・評価)
素人の殺し屋からヒットマンへ
アメリカでは銃による犯罪が
日常茶飯事に行われている。
その背景にある被害者感情、
地域住民の不安不満、警察の信頼の無さ
メディアやネットの報道等を
リアルに映し出している。
家族が強盗に襲われ、妻は死に
娘は昏睡状態。警察は頼りにならない。
自分で何とかしないと。でも素人。
幸いアメリカは銃社会。
銃を使う権利はある。
銃の扱いも知らない人間が
F1製AR11インチバレルを
扱うまでに成長できる。
これがアメリカという国。
医者である設定を生かし、
死亡した患者の衣服を着て
身元を隠し、ケガをしても
自分で治療する。
最後の右腕を撃たれて
左手で11インチバレルを
握るシーンは、ちゃんと主人公が
左利きなのを意識した
抜かりない作りで素晴らしい演出。
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