「可能性の話」15時17分、パリ行き Under_dogさんの映画レビュー(感想・評価)
可能性の話
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小学校の頃からともに落ちこぼれの問題児として過ごしてきた幼なじみ3人が、偶然パリ行きの列車に乗り合わせたテロリストによる無差別殺人を阻止するといった内容。
あらすじだけでクライムアクションを想像して鑑賞しましたが、実際には「可能性」のお話でした。
誰にでも起こり得る、もしもの話。
日常のちょっとした場面で、任せられた仕事のなかで、思いもよらず巻き込まれた事件で。
どれだけ平凡で落ちこぼれでも一切の学びのない人生は存在せず、ともすれば学んだことや身につけた技能が全く無駄になることもないのだと。
多くの才能は発揮する機会に恵まれないかもしれませんが、誰にでも"その時"が来る可能性はあります。
いつ、どこで、なにに役立てるか。日々の経験や知識を見つめ直し考える時間をくれる作品でした。
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