劇場公開日 2018年3月1日

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「映画作りの根底を変えるという試み」15時17分、パリ行き foxheadsさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0映画作りの根底を変えるという試み

2018年3月7日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

怖い

興奮

知的

最近は実録物が多いクリント・イーストウッド監督作品。その究極の形を作ってしまったと言える本作。主役の3人をはじめとして、事件の当事者が演じているという、余計な脚色や演技指導なく作られた作品は、非常にリアリティが...っていうか、ホンモノじゃん!でもこの部分は明かさない方が、あっ!となって良かったのでは?ま、監督自身のインタビューでもオフィシャルサイトでもバラしてるから...。

事件当時の部分がやたら短く、前置きと思っていた主人公3人の過去が冗長だなー、と思っていたら、かなりの量の伏線があって、意味あるものと知り納得。事件そのものよりも、それに至る運命を描いていたのですね。さすがイーストウッド監督!と思える作品でした。

foxheads