「あるアメリカ青年の青春映画と思った方が良い」15時17分、パリ行き sallyさんの映画レビュー(感想・評価)
あるアメリカ青年の青春映画と思った方が良い
本作品、テロに命をかけて立ち向かった勇敢なアメリカの青年のお話と言う事になっていますが、ある意味、それを期待すると裏切られてしまう映画かな・・・・
本作品を言い表すと「あるアメリカ青年の青春映画」と宣伝した方がいいのかな・・・
肝心なテロのシーンや、ある意味ハラハラドキドキするするシーンも殆どなく、あるアメリカの青年にスポット当てた違う意味の「スタンドバイミー」かな・・・・
また、違う角度から見れば、アメリカのプロパガンダにも見える。
本作品、大好きなクリントイーストウッドが監督したと考えるのなら、彼なりに素晴らしい所は、本作品、主人公達を俳優さんを使わず、本人達を出演させているところ、また多分本作品でも、リハーサルは全くやらず、出演者そのものの演技を大切に撮り上げて作ったんだろう。
それはそれで、良く出来ていると思う。
ま、内容の方は、曲げる事が出来ない事実を撮っているので、脚色しようがないんだけど、しかし、商業映画として考えるのなら、脚色しても良かったかなと思うね。
今回の作品は、見る人見る人で見方や感想が大変に違う映画だと思います。
コメントする