「また泣かされたんです...」15時17分、パリ行き ふるやるふさんの映画レビュー(感想・評価)
また泣かされたんです...
どうしてこの監督さんには、
サラリと泣かされるのでしょう。
なかなか結果の出ない人生。
思い描いた人生を辿れないもどかしさ。
主人公は、
誰でも共感してしまうような、
普通の悩みを持つ青年。
「普通の人」つまり、
「自分」の鏡のような存在が、
信念を結実させるお話。
人を救いたいという信念が、
過去の苦汁に一つとして、
無駄はなかったと証明する瞬間、
私の涙は止まりませんでした。
クリント・イーストウッドの、
成熟した人生観から当てるスポットは、
いつも心を揺さぶります。
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