「どちらかというと日常映画」15時17分、パリ行き Nutsさんの映画レビュー(感想・評価)
どちらかというと日常映画
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あの事件をメインに作ってるというよりは、どうしてスペンサーが勇気ある行動に出れたのかという経緯をメインにしている感じです。他のアクション、戦争映画のような迫力はありませんがリアルが故の生々しさがよく出ています。
言葉ほど大それたものではなく、幼少期に周囲と上手く馴染めず問題児扱いされていた3人(うち2人は米軍)。スペンサーは元々人を救うことに憧れ米空軍に志願します。しかし、自分が配属されたかった部署へは行けず別の部署で救命活動や格闘技を日々学んでいきます。
幼馴染みたちとの楽しい旅の途中で例の無差別テロに遭遇します。この場面自体はあっという間に過ぎていきますが、このあとのスペンサーの対処は望まぬ場所で受けたはずの救命活動の訓練により1人の命を救います。
この3人は欧州へ旅行するのですが、海外旅行の楽しさや旅先で出会う人たちとのやり取りはとても楽しそうで日常系の作品が好きな私としては良かったです。
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