「前置きはやっぱり大事ですな。」15時17分、パリ行き ひろっぴさんの映画レビュー(感想・評価)
前置きはやっぱり大事ですな。
クリックして本文を読む
「15時17分、パリ行き」字幕版で鑑賞。
*概要*
2015年にヨーロッパで起こった無差別テロ「タリス銃乱射事件」で現場に居合わせ、犯人を取り押さえた3人の若者を主役に、事件に至るまでの彼らの半生を、プロの俳優ではなく本人たちを主演に起用して描いたドラマ。
*主演*
アンソニー・サドラー
アレク・スカラトス
スペンサー・ストーン
*感想*
クリント・イーストウッド監督の作品のファンなので、鑑賞。まず、驚いたのは、キャストが本人。駆けつけた警官までも本人だとは驚いたなー。演技もどっかのB級映画に出てくる俳優さんより断然上手かった。(^^)
クリント・イーストウッド監督は、描き方が物凄く丁寧なので個人的に好きです。ただ、今回は普通でした。
ドキュメンタリー風に描かれてて、演じてる人が本人なんだけど、前置きが長すぎるかな…(^^;
テロ描写が少ない。前半~中盤にかけて話が三人の過去、後半がテロ描写。特にテロ描写は痺れたな~ 怖いし、緊迫感があったし、スペンサーが過去に培った柔術の技を決め、テロリストに羽交い締めする所は凄いと感じました。他の二人の親友も手助けしたりして、凄い勇敢。
上記で記しましたが、前置きはめっちゃ長いんですけど、やっぱり大事ですね。少年時代~大人時代~ヨーロッパ旅行が非常に長くて、何度も眠くはなりましたが、最後のくだりで、畳み掛ける画は納得しました。彼らの半生を描く所は大事ですね。やっぱりクリント・イーストウッド監督は描き方が上手。(^^)
なかなか良かったけど、個人的に過去作の方が好きだな~
コメントする