「川村元気の臭覚はこんなもんか」億男 にっしんさんの映画レビュー(感想・評価)
川村元気の臭覚はこんなもんか
先週、映画館の座席に座った途端に急用の着信があり、この「億男」を直前であえなく見れなくなり、今回二度目のチケット購入での「億男」鑑賞。料金を倍払ってまでみた作品にしては、ありふれた内容にちょっと残念。「お金では買えないものがある」愛のある家庭とか友情とか。明治の文学でも多くを語っているテーマ。小説家川村元気の臭覚はこんなもんか。社会の関心ごとばかり安易に追いかけると描きたいことが薄くなるよ。しかもオープニングの狂乱描写に気分が悪くなった。当たり前の結論は置いといて、佐藤健と高橋一生の役柄の幅の広さには感心する。
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