響 HIBIKIのレビュー・感想・評価
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主役がとにかくはまってる。
原作ファンでどんな響が見られるのか楽しみにしてました。
平手友梨奈さん演じる響、ドハマリしてた!
大人しそうな雰囲気と意志の強そうな目が原作から抜け出したような印象。
ストーリーは原作の爽快感を再現、というかそういうシーンを詰め込んだような内容でした。単行本9巻までの話が描かれています。
原作が好きな方必見です。そうでない方も楽しめる出来でした。
原作ファンも平手さんファンも楽しめます
はみ出された主人公、響
天才女子高生小説家の響を中心として周囲の人間が彼女に影響を与えられていく。
自分を曲げないというスタイルは欅坂の楽曲にも通ずるところがあるし、さらにポーカーフェイスという部分では世間一般的な平手友梨奈の印象にも当てはまる。
全体的にもキャスティングはピッタリだったと思うが、一つの作品としての迷走感は否めなかった。
主人公の響は理屈っぽく、自分に正直で、ときに過激な行動に出たりもする。しかし、あくまでも漫画原作だということを忘れてはならない。漫画であるが故に了承できるシーンも、実写になると拍子抜けしてしまうことがある。それが原因でいくつか笑ってしまいそうになる部分があった。社会というリアリティを追求し、その世界観を観客に信じ込ませても、次第にアンバランスになってしまう状況への徹底的対処が必要だった。また、主人公に感情移入できないというのも致命的であったと思う。そこを配慮してか、友達想いな一面や憎たらしいキャラも出てきたが、それだけではまだ弱い。物語としても目的。或いは終着地点が曖昧で、小説家として名誉ある賞を取ることなのかと思えば、主人公本人としては名声を得ることに興味はなく、至って小説が好きだから。という一点張り。結局どこに向かいたいのかがわからなかった。小栗旬のキャラにしても、天才と努力家の対比をやりたいのかもしれないが、直接的な主人公との接点は薄く、イマイチ活かしきれないまま、物語そのものも収束していく。破天荒なキャラがどうこうというよりは、そんな魅力的なキャラを自由に動かせられるだけの土台が欲しかった。
「漫画の実写」という難関な壁にぶち当たった感あり。
キャラはさておき、天才小説家という役にこれだけハマっている、というより当てはめられる人物は彼女しかいないでしょう。現実でのオーラや活躍ぶりからしても天才の役は遜色ない。
小栗旬の映像だけで語る演技は見物。
ビンタ合戦も見物。
世界観のある女優
若者にも大人にも響くものがある
原作も好きで観に行きました。
映画は映画で好きになりました。
響の、率直な物言いが好きです。彼女なりの芯の通った考えや行動、彼女なりに大事なものを守りたいという思い。そして少し変わっているかもしれないけれど、15歳の無邪気さもある、そういうところを、平手友梨奈ちゃんが絶妙に表現しているなと思いました。目力も、声も、すごく雰囲気があって素敵でした。響だった。
思いを貫くって難しいですよね。
響は時に強引な行動に出て自分を貫きます。
でも、例えばふみは、響の小説をどうしても世に出したい、と色々な人と渡り合って奮闘します。
人それぞれ方法は違っても、この作品に出てくる人々は、思いを貫きたくて、自分が大切に思っているものを守りたくてそれぞれの方法で一生懸命戦っています。
だから、響の気持ちが通じるのだと思います。
そう感じたので涙が出てしまいました。
生きていく中で迷ったり、分からなくなったりしたら、何度でも観返して気持ちを確かめたい
と思った作品でした。
最後の歌も素敵でした。
おすすめ!!
衝撃作
響の漫画を読んでいますが、忠実に再現されていて、とても良かったです。ですが、できればテレビ局に殴りこみに行くところまで、映画化できていれば、良かったです。そこで、響の暴力に対する信念?が垣間見れるので。主役の子も映画初出演で大丈夫かなと思っていましたが、きちんと響を演じきっていました。とてもよく考えさせらる映画でした。主題歌も、映画の内容にあっていて、良かったです。
腑抜けた大人達にこそ見て欲しい
腑抜けた大人達にこそ見て欲しい作品
忖度だらけのこの世の中、必要のない情報が嘘か本当かも分からないまま拡散されて行くこの時代に響みたいな子は変わってるしおかしいのかもしれない
けれど大人になったら言いたくても言えないこと、響が代弁してくれている気がしました
それを素直に出すかどうかは別として誰でも心の中にミニ響がいる時ってあるんじゃないかな
逆に若い人達はこの映画から何を感じたのかが気になります
監督や平手さんも言っていましたが見る人によって評価が分かれるし感じ方が違うと思います
もう一度見たくなる作品でした
爽快で面白い
ただのアイドル主演映画ではない。
鳥肌が止まらなかった
気になっていた事。
響
響を鑑賞。特に盛り上がりはなく淡々とした映画ではあったが、だからこそもう一回観たいなと思えた作品。主演の平手友梨奈は響をよく表現できていて、クールな面だけではなく、時々醸し出す可愛らしい笑顔や言葉に思わず笑みがこぼれた。他のキャストとの絡みも楽しめたが、編集者の花井役の北川景子が、漫画のようにもう少しコミカルに逞しく演じてくれた方が、2人のやりとりをもう少し楽しめたかも。柳楽さんの演技は流石。漫画ではいろんなキャストが響に蹴られたりした後に、何気に仲良くなってく関係が心地よかったので、そういう部分ももう少し入れてほしかった。全体にもう少し危ないやつだけど、なんか憎めないみたいな楽しさがあれば、盛り上がりがなくてもジワジワと楽しめたかも。とはいえ、観た後で満足して印象に残る映画だった。まだまだ面白いストーリーがあるので、是非続編も観てみたい。
ブレない響
予告編の印象は今一つだったんですが、ここの皆さんのレビューの評価が良かったので鑑賞しました。
結果、皆さんを信じて良かったです。楽しめました。
月川監督、明るい映像のイメージがあったんですが、この映画はそうでも無かった気が。
(あくまでも素人の私の印象です)
それが、響のイメージに合っている気がしました。
平手さんが演じた響、声のトーンは低いですが台詞は聞き取り易い。平手さん、滑舌良いのかな。
私は原作を知らないですが、平手さんが演じた響の雰囲気、良かったです。
それと、平手さんと相性が良いのか、北川景子さんがとても活き活きとして感じました。
役者さんが、活き活きと演じてくれると、その職業が魅力的に感じられますね。
さて、ストーリーですが、自分をしっかり持っていて、周りも大切に思う主人公が真っ直ぐ進む話です。
こうやって書くとオーソドックスな映画ですね。
そして、この映画の特徴は、主人公の響が心の葛藤を一切見せない。
最初から最後まで一直線に駆け抜けた感じでした。
だから、感情移入するよりも、観てるこちらもグイグイと引っ張られて見入ってしまう感じです。
作家と編集者と言う職業の魅力、主人公の響の真っ直ぐな勢いで、とても楽しめた映画でした。
平手さん、良かったですね。
あと、山村紅葉さんにはやはり大物作家の雰囲気がありますね。
生き方、考え方がシンプルで正直
主人公は十五歳、なら、こんな刹那的な考え、生き方でも不思議はないと思えました。
原作が好きで映画化が決まってから、どんな内容になるんだろう、原作では色々な人々が出てくるので終わり方も気になっていましたが、うまくまとまっていると思います。
客席に年倍の方もいて、これは小説家に、というタイトルのせいかなあと思いましたが。
小栗旬さんの演じる産みの苦しみの姿、観ているこちらが苦しくなりました。
書きたいものがあるから書く、では、それがなくなったらどうするのか、それでも必死にしがみついて書く人もいるのとてうこと。
傑作を書かなくては作家でないのか、駄作を書くと認められないのか作家でなくなるのか。
舞台は現代だけど昔も今も作家という人間は変わらないんだじゃないか。
そんな事を考え、彷彿とさせてくれる内容でした。
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