響 HIBIKIのレビュー・感想・評価
全476件中、381~400件目を表示
「物事の考え方を正す」きっかけになる映画
「響」素直に面白かったです。
主人公に100%は共感できないが、忘れていたことを気付かせてくれる作品だと思いました。誰しもが思っている建前ばかりの言動の不信感とそれを反論できない歯がゆさ。普段から「何か変だな、でもこれで物事うまく回るならいいか」と思っていた自分の心には「響」の生き方が伝わりました。中、高校生ぐらいの時に「つまらない大人にはなりたくない」と思っていた人もたくさんいるはず。「物事の考え方を正す」「生きる力」をもらえる映画ではないでしょうか。
主演は平手友梨奈さんですが、北川景子さん小栗旬さんの演技も光っています。特に小栗旬さんの役柄の切なさは良く出ています。もちろん平手友梨奈さんの「響」の信念を曲げない強さや高校生らしい可愛さも出ていて良かったと思います。良く主人公「響」と向き合ったのではと思います。
面白い
Overwhelmed
現代社会へのアンチテーゼ
まず、見た時の状況から
原作は読まずに見ました。
知ってたのは主演が平手友梨奈さんであることや北川景子さんやアヤカ・ウィルソンさんなどのその他のキャストの出演。
予告を見る限りは、そこまで期待はしてませんでした。
ここからは感想です。ネタバレは避けます。
率直に言うと、素直に面白かったです。
これまであまりなかった映画でとても新鮮な感覚でした。
特に主演の平手さんは初主演とは思えないほど堂々としており、役にもハマってました。表情や目ヂカラ、セリフまでもがとても良かった。響のまっすぐなセリフ一つ一つが心に刺さり、自分は腑抜けた大人だったんだなと思い知らされましたね笑この映画はサラリーマンとか大人にこそ心に響くんじゃないかと思います。現代社会の常識や汚い世界をどこまでも純粋な少女が蹴っ飛ばす、まさに現代社会へのアンチテーゼ。響の生き方が羨ましく思えました…
そして小栗さんもとても良かった。やはり流石と言ったところですね。少ないセリフの中でも十二分に山本という役を演じてました。自分としては響より山本に感情移入してしまいましたね笑
そしてエンドロールで流れる主題歌の角を曲がる。とても良い曲だと思ってたらまさかの平手友梨奈さんが歌っててビックリしました笑個人的に凄い好みなので終わってすぐダウンロードしようと調べたのですがまだ配信してなかったみたいです…はやくじっくり聞きたい…
まあなにはともあれ、凄く面白かったです!
平手友梨奈さんの次の作品がとても気になります!他の役も見てみたいのですが、続編もありそうな感じだったのでもしかするともしかするかもしれませんね。楽しみです!
気になってる方はぜひ行ってみては。
一対一で人と向き合うこと
タイトルなし(ネタバレ)
ずっと観ていたいなと思う作品でした。
響を実写化すると平手友梨奈で
平手友梨奈を映画化すると響のような。
どこかシンクロしているから2人の成長をまだまだ観ていたかったです。
映像が終わり、終わらないで。と思ったけど
そんな少しの物足りなさを埋めてくれる主題歌でした。
誰かに自信を持って進めたいなと思いました。
こんな世の中だからこそ響の言葉が心に響く
あまり期待していなかったが、かなり面白かった。
真っ当な倫理観や道徳観、正義の本質を響に教えられた気がした。
響の発する言葉ひとつひとつに考えさせられ、響のように生きたいとすら思った。
仲間や自分を守るために暴力を振るってしまう響ではあるが、脅しや言葉の暴力に怯まない様子は素直に格好良くスカッとさせてくれる。
SNS全盛のネット情報社会を生き、溢れる情報や他人の意見をよく目にする人ほど見てほしい映画。
また、エンタメ映画としても楽しく退屈せず見られる作品という印象。
自分が観た回では4ヶ所で笑いが起きており、テンポ良くあっという間の105分だった。
平手友梨奈の響はとてつもなくキャラが立っており、そこに居るだけで何故か目を惹かれる。
特筆すべきはアクションシーン。身のこなしや所作が凄まじく様になっており、終盤ではサイヤ人がスーパーサイヤ人になる瞬間を目撃したような衝撃を受けた。
響のオンとオフのギャップも良かった。あと目力凄いですねゾクゾクしました。
小栗旬の山本、柳楽優弥の田中の演技も流石の一言。
出番が少ない中で役柄の個性や悲哀をこちらに強烈に印象付けてくる。
この両名がスパイスのように効いていることで、作品に深みが出ていると感じた。
ただ、もう少しこの2人の背景や人物描写が欲しかったので☆-0.5
アヤカ・ウィルソンの凛夏に感情移入する人が一番多いと思う。
自身の立場に加え、とてつもない才能を前に嫉妬や苦悩に苛まれる難しい役どころだが自然に共感でき観ていて苦しいほどだった。
これからが楽しみな女優。
長々と書いたが、個人的には価値観が揺らぐ良作。
あまり期待はしていなかったけど…
CMや番宣で拝見して観てみようかなぁーと思い立ち鑑賞。
内容は面白そうだけど、いつものアイドル推しかな〜なんて思い期待していなかったけど、平手さん=響 という感覚。
違和感なく見れた。
周りの大物俳優陣がちょい役な気がして、勿体無いと感じたけど、、、笑
世の中の価値観や忖度に侵された大人が、この映画をみると何かが変わる気がする。
自分もしかり。
自分らしく(芯を持つ)を気付かされる。
全体的に、私はおもしろいと思った映画だった。
最後に、、
平手さんが最近TVでよくお見かけする理由が分かった気がする。
好きな人は好き。嫌いな人は嫌い。
主人公役は原作イメージどおり
原作ファンとして、今回の映画は及第点と感じました。その主な理由は、以下の2点です。
1.主人公を演じた平手友梨奈さんが原作イメージどおり
2.原作の内容を損なうことなく映画ができた
1.原作の主人公の姿、姿勢、しぐさ、言動をほぼイメージどおりに実写化されています。平手友梨奈さんのまさにはまり役といっていいかも。原作ファンとしては、それだけでもこの映画をみた価値はありました。
2.原作はキャラが多く、それぞれの感情、背景の内容も深いのでそれらをそのまま映画の時間枠に収められるのか、どうまとめるのかお手並み拝見というとこでしたが、さすがプロの仕事。主人公と担当の花井以外はキャラを適度に混合し、ストーリーの展開もうまく調整していました。まあ、あの内容の原作をなんとか時間枠に収めましたというとこですか。
ただ、原作をよく読んでいない人にとってどの程度楽しめたのかはよくわかりません。また、原作を読んでいる人にとってもそれぞれのキャラに思い入れがあるでしょうから、出てこなかったキャラとその背景の物語を入れて欲しかったというモヤモヤ感は残る映画かもしれません。
平手友梨奈のための映画
オープニングがしょぼいの。「なんじゃこりゃ」って感じなのね。「この映画、大丈夫かな」と嫌な予感を抱きつつ観てくと、ポンと平手友梨奈が出てくるの。そこで「あ」と観る気になんのね。
平手友梨奈も凄いんだと思う。そういう風に作れる監督も凄いんだろうな。
脚本はもうちょっとなんとかならないのかと思ったんだよね。原作のエピソードをただ順番に述べてくだけになってたから。でも、どうやっても、これくらいにおさまるのかな。
柳楽優弥、小栗旬は完全に無駄遣いなのね。出番ほとんどなし。黒川大輔は「え、もっと演技うまいよね」と思ったんだけど、演技レベルを抑えた演出。北川景子も、もう少しできるはず。
でも、それで、平手友梨奈とアヤカ・ウィルソンが活きるんだよね。狙ってやってるなら監督すごい。
平手友梨奈はすごいけど、多分、役柄が合ってるんだと思う。だから次作に期待できるかというと難しそう。最初で最後の主演作になる可能性もあるから、平手友梨奈ファンは必見だね。
何者かになりたかった人に
原作を読んでいない人は...
キャストと演出はすばらしかったです。
文芸部、出版社、響のライバルたちなど、皆さん自然な演技で作品に引き込まれるようでした。しかし、1つ言いたいのは北川景子さんのくさい演技。平手さん、小栗さん、柳楽さん、高嶋さん、アヤカさんなど、他のキャストの方々が演技であることを忘れてしまいそうな自然な演技をされている中で、北川さんの演技は1つ1つの言葉に力を込めすぎて逆に不自然です。
北川さんのセリフがあるたびに現実に引き戻される感じがしました。平手さんとのシーンは本当に残念。板垣くんや笠松くんとのシーンの方が響のいろんな面が見えて面白かったです。
あとは、ストーリーの問題。原作漫画を読んでいる人は忠実に再現された登場人物たちへの思い入れや実写化されたという喜びでそこそこ面白く感じるのでしょうが、まったく原作を知らなかった私からすればうーんという感じです。
友情、青春、スリル、大人の汚さ、などなどいろんなシーンがある分には構わないのですが、ストーリーの進行が無難すぎて、つまらない。映画の中の世界が響の都合に合わせて動きすぎていて、響に立ちふさがる困難も小さすぎる。まるで、アメコミを見ている気分でした。正直小栗さんや柳楽さんの役いります?もっと響の私生活を見たかった。
期待してなかったけど面白かった
あえて事前情報を入れず、原作も読まずに見に行きました。
主演の平手さんに興味があって見に行ったものの、所詮はアイドルなので演技なんてできないと思って期待はしてませんでした。
最初に響が出てきた時は「わー平手さんだー」と思ったものの、すぐに物語に引き込まれて「鮎喰響」にしか見えなくなりました。
上映中、一回だけ某シーンで「あ、平手さん見に来たんだった」と我に返りましたが、それ以外は当初の目的を忘れるほど響に没頭しました。
次から次にやらかす響から目を離せなくなり、あっという間の2時間でした。ラストの曲は歌というより「叫び」の様に聞こえ、胸に響きました。
恐らく「アイドルが主演」という事で嫌悪感を持つ人がいるでしょうし、ハナから穿った見方をする人がいると思いますが、わざわざ映画館に行ってまで見るのに妙なフィルターかけてたらもったいないですよ
見に行くきっかけは人それぞれとしても、映画の価値は不変です
言い訳が上手い人に贈る映画
漫画の実写の傑作
全476件中、381~400件目を表示