劇場公開日 2018年9月14日

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「自分の正義を貫く自由奔放な少女」響 HIBIKI あおねるさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0自分の正義を貫く自由奔放な少女

2022年4月13日
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知的

これ作品としては素晴らしいんですよ。
ただこの作品は私には少々ヒロインの性格がキツく不向きでした。自分の考えが一番正しい、私は間違っていない、という我が道精神があまりにも強く見ていてイライラする点が多かったです。
自分の認める人間、好きな人間以外には極端に興味がない。自分の大切な誰かを罵られたことに腹を立て自分の世間の評価の自己犠牲をしてまで暴力を振るう。この作品はそれを否定しやってはいけないことと助言するキャラクターがいながらも、どこかそれを肯定させる部分があり、悪い意味で自由奔放でした。

当時は渦中の人物であった平手さんを起用することで話題を呼ぶと思いヒロインに抜擢されたと思うんです。結果としてこの作品においてはアタリだったと思います。
個人的には、一昔前にキムタクがどの役をやってもキムタクでしかないと言われていたような感じで、平手さんも他作品を見ても同じお芝居、キャラクターに見えてしまう点が惜しいので、彼女の今後に期待です。

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あおねる