「「社会」と私」響 HIBIKI 太陽伝さんの映画レビュー(感想・評価)
「社会」と私
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平手友梨奈は勿論月川翔監督も初見参。原作はコミックだし欅坂か神楽坂か知らないが縁遠い関係だし他に見たい映画なかったので消極的動機で拝見しました。
いや~感動しました。エンターテイメントとしても素晴らしかったですが、北川景子の大人の「社会性」の反対軸としての平手の人間性が半端なく表れていたし、それが単なる対称としてじゃなく映画(虚構)として説得力がありました。
響が授業中ふと外に目をやると木々の梢が風で緩やかに上下に揺らぐショットには眼を見張らせられました。最後の、パトカーが高速道路を遠ざかって行き、光り輝く林立する都会のビル群の遠景の美しさは響その人の美しさかと感じました。
やはり映画は先入観で見てはいけません。自戒あるのみ。
「恋人たち」の片腕の上司の役者さん、北川景子の同僚で出ていました。また「パッション」の主役の河井青葉ちゃんが作家の役で出ていました。良かったです。
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