「ぶっ飛んでた!」響 HIBIKI bumeiさんの映画レビュー(感想・評価)
ぶっ飛んでた!
欅坂の平手が主演で、話題先行してましたが、いやいやどうして、新しい女優さんの誕生となる作品でした。
決して、演技はまだまだ上手ではないのかもしれませんが、響の役柄が、平手の醸し出す独特の雰囲気と上手くリンクし、表情を押し殺して淡々と喋る演技は、堂にいっていました。何より彼女の存在感を感じる作品でした。
内容的には直木賞、芥川賞選考に関わりながら、出版社の裏も描いていますが、ダブル受賞は、最近の選考では、選考基準も全く違うしあり得ないかな…。まぁ、そこは映画だからいいとしよう。
祖父江は村上春樹をイメージしたのでしょうね。小栗旬の役は又吉がやったら、もっと役にピッタリだったのかも(笑)
少なくても、いい意味で予想を裏切る、面白い作品でした。
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