劇場公開日 2018年7月20日

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「監督はここまでの酷評を反省すべき」未来のミライ 蜂蜜とろ~りさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5監督はここまでの酷評を反省すべき

2018年9月9日
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鑑賞方法:映画館

ペンギン・ハイウェイよりもかなり宣伝に力が入っていたので観ましたが、酷い映画でした。

冒頭くんちゃんの声優がくんちゃんになりきれていない感じが随所に感じられました。本職の声優さんでは無い方が担当されていたんでしょうか?声優さんもくんちゃんというキャラをきちんと理解出来ていないように感じました。監督もきちんとフォローすべきだったと思います。

ストーリーも支離滅裂、観ていても展開がよく分からず、全く楽しめませんでした。映画はストーリー性も一種の要素だと思います。それに、くんちゃん電車に詳しすぎませんか?あんな小さな子供で電車の形式まで正確に言える子は世の中にそれほど多くありません。小学生くらいなら理解できなくはないですが。

家庭の様子もみるからに上流階級の家庭、日本人の殆どがそのような生活とは無縁の生活をしています。ごく一部の上流階級の方々向けの番組であるならこれで良いですが、これだけ宣伝に力を入れたということは大衆受けを狙っていたと思います。それなら大衆らしい生活を表現した方が共感されたと思います。私から見ても羨ましくは思うも、共感はありませんでした。

監督は同時期に公開された、ペンギン・ハイウェイを一度観るべきです。同じ時期、未来のミライより宣伝は少なくてもストーリー性、声優の声もとても素晴らしいものです。

これだけの酷評はこれまでの映画を観た人達が、監督を期待してのものだと思います。

監督には今回の映画の結果を大いに反省し、正反対の評価になっているペンギン・ハイウェイについてもきちんと観て、観客の求める映画というものは何かということを今一度再認識して、次の映画に望んでいただきたいです。

蜂蜜とろ~り