「夢の国の隣で起きているヒューマンストーリー」フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法 momomanateeさんの映画レビュー(感想・評価)
夢の国の隣で起きているヒューマンストーリー
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ディズニーワールドという、そこそこ財力がありバカンスを楽しんでいる夢の国のすぐそばでのモーテルを住居にしている貧困層の親子。それを囲む住人、なんやかんやで面倒見の良い管理人。
言葉遣いも悪く、しつけもできてない、それでも母親。
どうしようもない母子家庭とそれを囲む人々のヒューマンストーリー。
最後は児童保護施設が子供を引き取りにきて、主人公の唯一の友達にお別れを言いにいきます。
初めて本当の気持ちを吐き出したような主人公。
その先は母親との別れ等、暗い事が続いていくのが目に見えてるのに、主人公と親友は夢の国の中、ひたすら走っていきます。夢の中に逃げるかのように。
ディズニーワールド(オーランド)には30〜40回いっていますが、敷地外、ダウンタウンの貧困は本当にすごい。GSにまで少しでいいからと金を要求してくる子供がいます。
敷地内はドリンクが$4位する。温度差がすごい。
それが感じられて良かった。
オープニングはディズニーのパレードの曲だったような。
どうでもいいですが、ホテルを間違えたブラジル人の新婚が泊まりたかっていたのは一泊$400位の一番ハイクラスのオフィシャルホテル。それが$35のホテルとは奥さんも怒るはずですね。
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