ザ・スクエア 思いやりの聖域のレビュー・感想・評価
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現代アートのように難解
つかみがパッとせずなかなか入り込めん わかったようなわからんようなインタビューでスタート。 現代アートってそういうものだから? 銅像の首もげた! なんだ!? 劇場型スリやったのね 主人公のメガネオヤジは何者? 外国らしく赤ん坊連れて会議 会議はつまらん。 主人公はボスらしい。 GPSで自分自身の携帯を探す テスラ ちょけた部下が恐喝推奨 いざとなったらウダウダ言うて行動に移さん。 ビル全体に 脅迫状をポスティング 部屋数多いね なんじゃ部下とは英語じゃない。 あれ?カフスボタン出てきた 町の乞食1クローナって何処の国? 偉そうな物乞い移民 悪態をつく病気ってあったな ヨーロッパは寛容ね 何で駐車場でコソコソしてるの? お!全部戻ってきた!! みんなで踊り狂うのも現代アート? パーティー? 王宮に忍び込むのも?? 最初のインタビュアーの女か カントをワレメと翻訳 え?? いつの間に部屋にもどってきた?あの猿は? 寝ないっていうてたのに自分でコンドーム装着 なんだかシュールな騎乗から後背 使用済みゴムにこだわる女怖い ここは英語 ゴムにぼかし入れる必要ある? 1時間経ったがまだ何の話かわからん。 コンビニを荷物の送り先に出来るのね。 ポスティングの弊害が。 広告のプレゼン スウェーデンが舞台なのね。 言葉でプレゼンするより実際に動画でプレゼンすりゃええのに。炎上狙いか。 ポスティングの犠牲者少年キレる 部下逆ギレ 現代アート、清掃員が台無しに。 寝た女が蒸し返しにきた、何だ? 猿がおったのは彼女の部屋ね。 美術館の監視員が聞き耳立ててる。 権力はセクシー 続くポスティング逆脅迫 娘が2人もおったのね。 子供を連れて我が主催の美術展に ようつべから広告営業の電話くるのね 何故物乞いにそんな頼み事出来るのか …何の問題もなかったの!! うわー炎上必至案件 あ、車は嫁のやつやったのか。 冷徹元嫁は仕事パートナー? オープニングパーティー?猿擬態した男に恐怖を感じてはいけない 趣向を凝らした結果、笑えない事態に。 電話はマナーモードに。 女には手を出さないかと思いきや やばい。1人がいくと群がるあさましさ 少年家まで押しかける。 子供には本気で謝らない。 あ、落ちちゃった 2時間経ったが… 「助けて」の声に悩まされる ゴミから何を探してる?電話番号か! 動画で謝罪 移民差別 場面変わって謝罪会見 手違いでごまかす気か 辞任会見が表現の自由に発展 あらクリスティアンキレる? 代理店のメモと展覧会のテーマで切り抜けようとして結果大失敗 娘のチアリーディング観戦 パパ少年に詫び入れにwith同じ螺旋階段 残念引っ越した ビートボックスみたいなんで終わったよ…わかりにくい!!
演じることと生きること
社会は、人々がそれぞれ自分の役割を演じることで成り立つ。 しかし、演じる役と自分、または役割の集合としての社会との間に矛盾が生じるとき、葛藤が生まれる。 この映画を観ていると、その苛立ちの中にずるずる引き込まれていき、えもいわれぬ息苦しさに襲われる。 おそろしい映画だ。
パルムドールの聖域
2017年度のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品。 個人的にカンヌ・パルムドールは当たり外れが激しいが、こちらは…。 まず、話の概要がいまいち分からなかった。 見始めたら何となく分かってきたけど。 現代アート美術館のキュレーター(美術館や図書館などで作品を管理・研究する専門職)として、信頼され、尊敬されるクリスティアン。 彼が次に手掛ける展示作品は、“スクエア”と呼ばれる正方形の中では、誰もが他人に対し信頼と思いやりの心を持ち、平等の権利と義務を有する…というもの。 何だかよく分からない現代アート。 これをモチーフに、話が進められる。 人の善意を促すクリスティアン。 そんな彼を、次々と災難が見舞う。 財布とスマホをスラれる。 GPS機能で場所を特定し、思い付きで脅迫文を送る。 それが原因で、スリと間違われた少年から容赦なく非難される。 展示作品のトンデモPR動画がネット上に出回り、大炎上。 二人の娘は大喧嘩…。 人の善意を促す彼が、果たして他人に対して親切に思いやりの心を保てるか、風刺的に試される。 彼の周囲でも、不条理な災難の数々。 冒頭、困ってる人が居ても街行く人々は無関心。 人の話を聞かない。 えげつない野次。 とばっちり…。 無関心や欺瞞、格差やネット炎上など、現代社会や現代人が抱える問題をブラック・ユーモアたっぷりに描く。 題材や見せ方は斬新でユニーク。 それはそれでいいんだけど、自分的にはシュール過ぎた。あの“モンキーマン”とか…。あれも一種のパフォーマンス・アートらしいが…。 思ってたよりかは見れたのは見れたけど、良かった/面白かったはまた別の話。 よく分からなかった。 ひょっとしてこれも試されているのかもしれない。 パルムドールの聖域…。
居心地の悪さ
ちょっとしたことから、全てがうまくいかなくなり、坂を転がり落ちるようにドツボにはまっていく。正直主人公はスノッブないけ好かない奴に思えるんですが、途中からちょっと同情するくらい。まんまとのせられているのかもしれないが。
シュールかつ、風刺的。でもつまらない。
現代社会とそれを生きる我々のブレた善悪を痛烈に批判している作品なんだと思うし、メッセージ性は伝わる映画だと思うんだけどいかんせん面白さよりも1シーン1シーンの不快さ?つまらなさ?が勝ってしまった。 アーティスティックでもあるし、美しいなー景観…とも思いながらジッと見してたけど、あんまり心には残らなかったかな。
ブラックな秀作だがパルムドールは?
そこでは誰もが平等であるという「スクエア」を作った主人公が、まったく自覚していないが、実に差別的で、カッコつけたがりだったというアイロニー。 ブラックなユーモアが溢れる秀作だ。 ただしパルムドールを獲るほどの作品かは?カンヌ自体が迷走しているのではないか。
アートを扱ったアート映画
アートを扱っただけあって映画自体もとてもユニークな作品に仕上がっていました。 少々説明不足気味な映像と、時間の流れを把握しづらいブツ切りの編集で、観ていて飽きません。 集中力が必要な映画です。 見ようによってはコメディかもしれません。 晩餐会のサル人間は本当に怖かった! どこまで行けば人はプライドや外面を捨てた行動が取れるのか、ゾッとしました。 致命的に思いやりと熟慮のかけた人物しか出てこなかったです。
かなり辛辣
作品『ザ・スクエア』の”信頼と思いやり(〜略)” これを心に留めながら観ると、様々なシーン(つまりは我々の日常)において、信頼も思いやりも欠けている事が見て取れます。 それぞれの事情があり、何が正しいとも言い切れない。 その時の状況や、立場によっても変わってくる。 正直、観ていて”どうしろっていうんだ?”というような、悲観的な気分になってきます。 どういう反応があるのかは、観る人次第。 体験型の現代アートに近い印象です。 エンターテイメントとして観に行くと、これはちょっとしんどいですね。 決して好みの作品ではないですが、効果は十分。 そして猿パフォーマンスのシーンは、いろんな意味ですごかった。 これだけでも、観た甲斐がありました。 後日また観たくなるような、緊張感のあるシーンでした。 そういう意味で高めの評価です。 美術館の内ネタはまずまず面白かったです。 ユーモア部分がもっと理解できたら良かったのかな?とも思いました。
観ていてムカつく映画…多分監督の術中にはまりました。
つくづく相性ってあるのだな、と思いました。私にはこの作品は合わなかった。まず長い。見ていてイライラしてくる表現も多い。言いたいことの一部はわかるのですが、感情的に受け入れることが出来ませんでした。こういう経験も映画の魅力、としておきましょう。悪しからず。
非現実が現実になって気がついたら手がつけられない惨事になっていた
最初は取るに足らないパフォーマンスと思っていたら、以外に本気だったので、関わりたくないからじっと下を向いて事が過ぎ去ることを待っていたら、相手は調子に乗り、牙をむいて襲いかかって来て無茶苦茶に破壊をはじめる。ということはないだろうか。
好きな人はどうぞ好きとおっしゃってください。自分は極めて不愉快ですが。
全ての人物、台詞、行動、仕掛け、ストーリーが不愉快。最低な連中がこれでもかって出てくる。ここまでイラつかせる必要はあるのか。この監督の前作「フレンチアルプスで起きたこと」も皮肉たっぷりだったが、笑って観ていられるのはあそこまで。この映画までくると度が過ぎている。モンキーマンにいたっては、監督からハラスメントを受けているような感情になっていた。 あの四角が思いやりの聖域というんじゃなくて、この映画の中であれくらいちっぽけしか思いやりがない映画。訴えたいものがあるのは構わないが、すくなくともこれでは近寄れない。ましてやこれで笑っている人、自分は軽蔑しますよ。
社会を見る眼
人間はズルくて、自己中心的で、不完全な生き物です。どんな人でも、そういう部分を持つのが人間です。そんな人間が安定した社会を作るには、「平等」という概念が必要なんですね。それが例え建前であっても宗教的であっても。 リューベン・オストルド監督にかかれば、成功者だろうが、インテリだろうが、リベラルだろうが、人間に完璧なんていないのが分かります。完璧な人間がいないなら、完璧な家族や完璧な社会もない。男女の平等率や再分配率が高いと言われる民主主義国家の北欧ですら、差別や偏見は大いにあるのでしょう。ただ、この作品の監督の視点や批判めいた描写から、公平な社会を目指す努力をまだまだしていきたいというポジティブなメッセージを感じます。 比較的公平と言われる北欧だからこそ、こんなユーモアに富んでいて、毒のある意地悪な作品が評価されるのだと思いますし、パルムドールを受賞できるのですね。映画監督が映し出す視点が辛辣であればあるほど、ある意味成熟した社会と言えるのではないでしょうか。 今年のパルムドールは是枝監督が受賞しましたが、果たして日本社会は成熟しているのかどうか、日本政府や日本国民の反応に興味が尽きません。 「全ての人に平等な権利と義務が与えられる」ことを理想に掲げた場所「スクエア」は、小さな小さな四角形です。逆にこんな小さな四角の中でしか、理想郷は作れないのかもしれません。でも、いつの日か大きな「スクエア」になり広がることになるのだと信じたいですね(建前ではありません)。
それぞれのトラブルは苦笑い。
解説で、他者への無関心を痛烈に批判、と書かれていたのはなるほどなー、と。 ここのトラブルもブラックな笑いで深いなー、とは思うんだけど結末てきには良くわからずな消化不良。 まあ、思い返すとしみじみくるけれど…
わけわからん映画だった
いやあ、わけわからん映画だった。これだけわけわからん映画見せられたけれど、最後はハッピーエンドなんかい、と思った矢先にそれもやはり現実路線で裏切られる、という二段落としみたいなことまでくらって、心底疲れました。 現代美術や広告業界の「コンセプト」とか「モチーフ」とかいった抽象的横文字大好きな点をおちょくった映画で、もっと大声で笑うべき映画なのかなと思ったりもしたが、こりゃパンフ読まなきゃわからないなと買いました。ギブアップです。 「スクエア」という4m四方の場所に入ったら博愛主義になろう」という企画を考えた館長自身が、自分の財布をすられた件でスラムの少年に依怙地になり、博愛とは正反対の行動をとり続け、結果として自身も破滅する、という話だったそうです。ああ、そうですか。 カンヌパルムドゥール受賞作だが、自分には難しかったよ。
監督からの問題提起
現代アートって意味不明〜。。と思っても、それが言えない事ってありません?アートを理解できる自分でいたい、の自尊心かな。でも現代アートに、「これなんだろう」って純粋に興味をそそられたり、刺激を受ける事も確か。 実際に飯を食える芸術家は、ほんの一握りだと言う事、売れる為の手段や、「それダメでしょ」って事に声を上げる事、好きな物を好きと言える事、自分に過ちがあれば、認めて謝る事、名声を持つ人間との恋愛や結婚、などなど、この監督さんが問題提起している事って、とてもリアルだけどなんとなくタブーだったり。 ゴミを漁ってメモを見つけるシーン、記者会見、彼の良心が見れて良かったです。 そして、打ち上げ的なパーティのシーン、年配のおばさまもみんな踊ってて、スウェーデンって、こんな感じなのかな、素敵。
寒い国の人、、、好き。
綿密に計算されてる。 ワンカットの中に何か起きそうな予感をたくさん感じる。 ポイントは見せてくれない。じらされるから余計に見たくなる。 寒い国の人の感覚、、、、好きーっ!!! めっちゃ好き!!!
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