劇場公開日 2018年4月28日

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ザ・スクエア 思いやりの聖域のレビュー・感想・評価

全103件中、81~100件目を表示

3.5不平等と無関心

2018年5月7日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

困った出来事が連鎖してゆき、浅はかな対応の滑稽さに笑いました。
そこでこうしたら良いのに、もっときちんと話したら良いのに、とモヤモヤもしましたが。

平等と思いやりをコンセプトにしたアート展示に力を入れながらも、目の前の困窮した人々には無関心という皮肉も面白いと感じました。
スマートで紳士的な振りをしながら、きちんと対話をせず適当にあしらい、無意識の差別感覚が浮き彫りになる、シニカルなユーモアがある作品でした。

YouTubeの宣伝動画は、何だかんだ言ってバカな炎上商法かよ!と、あまりのヒドさにかなり笑いました。
アートって何?、という揶揄も感じました。

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nakadakan

4.0避けられない分断

2018年5月6日
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笑える

難しい

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ゆーち

4.0シニカルコメディ

2018年5月5日
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これはコメディですよね。コメディとしてとっても面白かった。
劇場では滅多に笑わない私が肩を震わせて笑えてしまった。
ひたすら皮肉。皮肉だらけの世界。
こういう作品がパルムドール取れるというのは、まだまだカンヌは面白い立ち位置を維持しているんですね、とちょっと安心した。

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osan

3.0「文化的」偽善

2018年5月4日
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鑑賞方法:映画館

主人公を筆頭に、紳士淑女っぽく振る舞おうとしてはカッコつかない人々の「あるあるネタ」が盛り沢山。一人怒れる少年が真っ当な人間で、この少年と周囲のコントラストが良かった。

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zita

2.5感想

2018年5月4日
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鑑賞方法:映画館
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なかわんくま

3.0本当の人間を見たような。

2018年5月3日
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面白いような映画ではなかったです、コメディという触れ込みだったので割と期待したのですがどうも何で笑っていいかわからなかった。しかし、アートへの心構えや理念、そして理想と現いつの違いや狂い出した歯車を止めるすべのない主人公の描写などは、非常に面白かったです。
ラストまで見ると、なんだか本当に人間らしい人間を見たような気がしました。

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ハワイアン映画道の弟子

4.0スクエアな社会をあぶり出す

2018年5月3日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

 タイトルがサークルでなくてスクエアなのは、何か意味があるのかもしれない。英語のスクエアには四角四面で融通が利かない人というイメージがある。四角形には円にはない角があり、場合によってはボクシングよろしく、コーナーに追い詰められる。
 非常識なアイデアを実行した主人公が逃げ道を失って四方八方から叩かれる様子は愚かであり間抜けであるが、決して他人事とは思えない。あれはまさに、かつての自分ではないか。いや、もしかしたら現在の自分、或いは未来の自分かもしれない。
 主人公は自律の能力に欠けていて、小さな欲望が抑えられなかったり、くだらないプライドが傷ついただけでつい怒鳴ってしまったり、他人に責任を転嫁したりする。典型的な俗物そのものである。
 そんな俗物が社会の格差についてモノローグのように語り、富の再配分を解説する。苦しい言い訳にも聞こえるが、さすがにインテリゲンチャだけあって、言っていることは実に当を得ている。社会保障が充実しているイメージのスウェーデンで街の至るところにホームレスがいるのは、彼の言う通り、セーフティネットが機能していない可能性がある。

 主人公は救いようのない人物かもしれないが、映画は必ずしも彼を見捨てない。むしろ全力で彼を肯定しているようにさえ感じられる。
 スクエアという思考実験は炎上マーケティングによってよくも悪くも注目を浴びる。その結果、異端を排除しようとする精神構造が世論の中心になっていることが明らかになる。それはまさに、社会全体がスクエアな人々で満ち満ちていることの証左ではないか。

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耶馬英彦

0.5凡人には理解できず

2018年5月2日
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鑑賞方法:映画館

高評価の方が多いですが、凡人の私にはストーリーが淡々としてメリハリが無く、分からない点も多くて不覚にも熟睡。画面も静かな展開だったので、ぐっすり熟睡させていただきました。

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aki007

5.0新感覚MX4D笑

2018年5月2日
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鑑賞マナーを知らない人だらけで
一時スクリーンの中と外が同一に。
新感覚のMX4Dかと思った笑

そういう意味で★5
世の中終わってるね。

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moving

4.5身に詰まされた

2018年5月1日
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本当に弱っている人、
助けを求めている人には一切見向きもせずに
自分たちは、
やれ高徳だ知的だ崇高だ緻密だと、
愛を語り合う、夢を語り合う、平和を語り合う。
そんなものは茶番だ。

よくよく考えなきゃいけない。
今の世界の情勢を。目の前の状況を。
グローバルだ何だで分断、格差とはっきりと分けられてしまった世界を。

身に詰まされた。

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oraora

0.5ヘタ

2018年5月1日
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稚拙なアート表現 テンポの悪い演出 怒声しかあげない俳優たち 実質0点ですね

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柴犬泣太郎

3.0不条理

2018年5月1日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

「フレンチアルプスで起きたこと」のリューベン・オストルンド監督が、2017年第70回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した作品。151分と比較的長い作品でもある。

こう来ましたか。タイトルと、宣伝内容から、“スクエア”が物事の焦点になるかと思いきや、必ずしもそうでも無かった気が?騒動のきっかけでもなく、結末でもなく。

リューベン・オストルンド監督の他の作品で「フレンチアルプスで起きたこと」がありますが、そちらが不条理劇であったのと同様、こちらも不条理劇ですね。時々映画館の中では笑いが出ていましたが、それは素直な笑いと言うよりは、皮肉な笑いという感じでした。

良く分からなかったのが、物語終盤の晩餐会の場面。この場面は、何を描きたかったんですかね??猿に扮した人物が、乱暴狼藉を働いただけですよね?“オチ”がわかりませんでした。展覧会の炎上PR動画で、“表現の自由”の問題について焦点が当てられようとしていましたが、これも、“表現の自由”なのですかね?

うーん、これがパルムドールか。カンヌの観客、目が肥えてるな。

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勝手に評論家

3.0ラストが

2018年5月1日
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鑑賞方法:映画館

ちょっと、尻切れとんぼで残念です。
爆発映像は驚きました。

さっき、「女は二度決断する」観た後だったので動揺しました。

リアルゴリラは面白かったです。

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かん

0.5不快のナニモノでもない。

2018年5月1日
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観に行かない方がいい。
おかと時間を返してほしい一本、、。

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Jungar1971

4.0現代美術ディスってんのかと思った

2018年5月1日
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Scott

3.0作り込み過ぎ?

2018年4月30日
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critique_0102

3.0なんて言えばよいのだろ

2018年4月30日
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見終わった後の正直なコメント。

映画の作りとしては面白いのかもしれないのですが終始、苦い想いが口に広がる作品でした。
悪質なユーモアって感じで、観る人の立場によっても感じ方が変わるかと思います。

利己的なインテリ男が大してやられないので、観ていて小気味よさはありません。

ただ社会的な地位は人間性と関係ないし、芸術性とも関係ないことはしっかり描かれてました。

彼と部下の名がクリスチャンやミカエルであることが善良性と全く関係ないのと同じぐらいに。

唯一遠慮なく笑えたのはアンとのセックスシーン。下から観たアングルがすごくて。
相手に認めさせるまで諦めないアメリカスピリッツをあのシーンで描けるのはすごいなと。

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たげちよ

4.0アートそのもののような映画

2018年4月30日
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鑑賞方法:映画館

善く生きたいとおもっているが、実際の行動は良いことばかりではない。

会話はすれ違い、見たいもの、聞きたい事しか受け止めきれない。

見たくない事、聞きたくない事を言われた時の我々の感情、行動を映画はあぶり出す。

どうなるのか、ハラハラしたが、ラストはちょっといい感じだ。

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Momoko

2.0自滅

2018年4月29日
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楽しい

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Bacchus

4.5肉薄する作品

2018年4月28日
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ここ数年で一番の衝撃作。
観客を映画の世界に否応なしに引きずり込んでいく、これまでにないような技法で。
現代社会はさまざまな安全や保障に囲まれていて、その中である種遊びのように少し過激なアートや広告が作られて、みんなそんなものに目を奪われたりする。だけどそういう決まり事の中の遊びがたまにマジの危険に豹変することもあるのだろう。
映画を観るというのも同じで、大概の観客は非日常を味わいたいが不快感を味わいたいわけではない。だが席に座ってしまえば最後、目の前には長時間にわたって観たことない映像が流れてくる。一風変わったものを観に行くつもりで視聴したら、一杯食わされてしまった。

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amerain
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