「グサッ…」ザ・スクエア 思いやりの聖域 Yyさんの映画レビュー(感想・評価)
グサッ…
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正直見るのがとても辛かった
この映画の主題を一言でまとめると「偽善」だろうか
口では平等だの弱者の権利だの言いながら、少年には謝罪もせず、ナチュラルに差別し、他人や世界に責任を転嫁する主人公の姿は、自分自身の醜い部分を鏡で見せつけられているような気分になった。
動画をインターネット上で叩く人々も、主人公の記者会見で喝采を浴び、いい気になっている記者も、世間のいわゆる「正義」を振り翳し、称賛を得ようとする偽善者だ。
形のない「正義」には涎を垂らして縋り付くのに、目の前にいる乞食や少年には目を向けようとさえしない。女性が暴漢に襲われていても、我が身可愛さにギリギリまで動こうとしない。
人はサルであった頃から、何も変わっていないのだ。
喜劇とは言うけれど、見ている間中ずっと心にモヤモヤがかかる映画は、北欧らしい。
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