「オーソドックスかつ重厚なクライムサスペンス」ゲティ家の身代金 エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
オーソドックスかつ重厚なクライムサスペンス
リドリー・スコットとしては珍しいジャンルの作品。アメリカの大富豪ジャン・ポール・ゲティの孫の誘拐事件を映画化した。
大好きなミシェル・ウィリアムズが母親を演じる。彼女のファンにはありがたい作品だ。交渉人役のマーク・ウォールバーグも好感度の高い個性を生かしている。
ゲティ役はケビン・スペイシーのセクハラ・スキャンダルによりクリストファー・プラマーに交代したということだが、これが実にはまっていた。オスカーは逃したものの紛れもない名演!
スコットもプラマーも老いて益々盛ん。オーソドックスかつ重厚な傑作となつた。
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