劇場公開日 2018年4月7日

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「憎悪の噴出」ラブレス フレンチカンカンさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5憎悪の噴出

2021年4月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

興奮

人には裏表の二面性があり、どうしようもない悪意も抱えている、映画は普通の社会人が実は悪人でもあることを執拗に見せ付ける。

しかし、

そうは荒廃しないはずの心が破綻し、自分勝手な思いに支配されると、愛情は居心地が悪くなり、生まれた子の行き場がなくなる。

 "子はかすがい"というのは落語の中の話であって 現実はそんな生易しいものではない。

東ウクライナの紛争をバックに、やりきれない憎悪が噴出する様を、監督は執拗に表現して潔い。

ezu