アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダルのレビュー・感想・評価
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クソ野郎と美しき世界
とにかくクソ野郎(女)しか出てこない映画。いわゆる“four letter word”の嵐で、“3回転ジャンプ”も“―ing triple”だからね。トーニャの母親は、「影なき狙撃者」のアンジェラ・ランズベリー級の最悪の母親だ。 マーゴット・ロビーは目鼻立ちが派手なせいもあって、演技が一本調子に見えてしまう。初めの方で15歳とかは無理があるし、実際のトーニャ・ハーディングは身長155㎝らしいので、体格もだいぶ異なる。フィギュアスケーターには見えなかったな。 フェイク・ドキュメンタリー風の演出は面白いし、突然観客に語りかけるのも効果的だが、映画全体は大味だ。 今でこそポップスやロックで滑る選手は結構いるが、30年前にZZトップで滑っていたとはね。
興味深い作品
普段あまり触れることのできないアメリカの格差社会やネジ曲がって行く欲望のようなものが、インタビュー形式で展開していていきます。 良くも悪くも生き抜いていこうとする人間の業の深さとエネルギーを感じることが出来て、興味深い作品でした。
劣悪な環境は最悪の人脈をもたらすという話?
評価が高いので見に行ったけど、 見ていて気分が悪くなりました。 訳されてないところで どんだけ、「ファック!」がでてきたか。 当時、子ども心に、トーニャハーディングとナンシーケリガンの品格に、越えられない絶対的な壁を感じたもんだけど、ナンシーケリガン役、貧弱すぎやしませんか?!マ-ゴットロビーはナンシーケリガン寄りのお顔立ちだから、それ以上に品のある人はいなかったのか?!
自分がない主人公とクセがすごい脇役
アメリカ人フィギュアスケーターの 事実は小説よりも奇なりな人生の話。 終始引き込まれた。 こんなことほんとにあったんですかという 展開で事実とは思えないほど出来た話。 母、夫、夫の友人などクレイジーな奴らが 続々と登場してきて面白い。 それに振り回される主人公トーニャ。 なんともかわいそうと思うのと同時に この人は自分がない人だなとも思った。 「私のせいじゃない」 このセリフが物語ってるように 周りのクセが凄すぎてそれが 彼女の人生を形成してたんでしょうね。 自分にも重なるところがあり、 エンドロールはずーんってなった。 それよりまさかマケナちゃんは出てるとは。かわよい。癒された。
母親役のアリソン・ジャネイが秀逸!
鑑賞後、とにかくトーニャの気性の激しさと母親との関係が印象に残りました。鬼のような母親にこんな過酷な育てられ方をしていれば、それに激しく影響されるのは無理からぬことだと感じます。とくに幼少期のシーンはかわいそうで、同情を誘います。 しかし、だからといって、なにをやっても許されるというわけではありません。それなのに、彼女からは「私のせいじゃない」という言葉が何度も聞かれ、これが彼女の生き方のすべてを物語っていると感じました。 こうして、すべての責任を周囲に押しつけた結果、最後はスケートを取り上げられるという、彼女にとって最も重い形で責任をとることを求められたのは、皮肉なものです。 本作のもととなる事件について詳しくは知りませんが、インタビューに基づいて、トーニャの生い立ちから事件を紐解いていく展開のおかげて、とてもよくわかりました。ただし、あくまで中心はトーニャの供述であり、真実とは限らないという点には留意せねばなりません。しかし、それを踏まえて見ても、なかなかおもしろい作品だと感じました。主演のマーゴット・ロビーもよかったですが、なんといっても母親役のアリソン・ジャネイの演技が秀逸でした。彼女なくして、この作品は成り立たないでしょう。
気の毒なスケーター人生
これだけ才能のある女性が、不幸な生い立ちでどんどん堕ちていく話。 たられば、だけど、毒母でなく父親が引き取ってくれればスケーターとしては大成しなくても平穏でもう少しまともな人生が送れたんじゃないかと思う。
神様の手元が狂った
...としか思えない。 与えるべき子供の隣の子に、 才能を与えてしまった。 そんなイメージ。 結果、才能が歪み、蝕まれてしまった。 とはいえ、映画は、楽しかった。 フィギュアスケートの靴で消す煙草。 このカットは、とても新鮮で、 物語を象徴しているようで、 どきりとした。
別の意味で被害者か?
トーニャ・ハーディングと聞いてピンと来る人・・・ 平成産まれからしたら、「どちら様?』 昭和産まれからしたら、「う~ん。懐かしい・・・」 こんな感じか。(笑) ナンシー・ケリガン襲撃事件やら、オリンピックでの演技やり直しなどで、一瞬にして有名人になった、実在のフィギアスケーターのお話。 ナンシー・ケリガン襲撃事件の背景も描かれていたが、今となれば、これが真相とも言えるけど、実際のところはどうなんでしょう・・・ 最後に、「スケートを取られたら、私には何も残らないの!!!」なる涙の訴えシーンを見ると、別の意味で、トーニャ・ハーディングも被害者なのかなぁ? なぁんて、思えちゃうんだけど。 題材が題材だけに、館内平均年齢が高かったり。 年齢的には中年だけど、それでも下から数えた方が早かったりね。(笑) まぁ、格闘技に転向したのは何となく記憶にあったけど、さらにアナザーストーリーがあったとはね。 https://news.yahoo.co.jp/byline/saruwatariyuki/20180516-00085257/
真実を知る
というお膳立ては、インタビュー形式でしかも実在の人物達に似た俳優で非常に面白かった。 真実かどうか、信じるかどうかは別だが、この映画で事件に対する見方も変わった。でもそれって、マスコミが作り上げたアメリカの味方と敵と同じで、この映画も同じことって言えるかも。
おもしろかった!かなり事実に近いらしいけど、もうそのままで映画にな...
おもしろかった!かなり事実に近いらしいけど、もうそのままで映画になるねこれは。母親もショーンも実物がそのままっていうか更にひどくて笑った。 登場人物がバカばかり、って本当だよ! エネルギーがすごいけど、おかしな方向へ向かうと大変なことになるね。でもなんつーか、微笑ましい話だ。 こんなんでもいいじゃないと気が抜けて良かった。
DVシーンが多いからPG12?母が娘殴るから?
バカばっかり出てくる実話ネタ 音楽がイカす。Heartのバラクーダとか。 ロッキーネタが出てきたと思ったらボクシングで〆 トーニャは別嬪さんになったが、他はそっくり。 トーニャの7歳の息子が酷い目にあっていない事を祈るばかり。 マーゴットロビーの7変化ぶりはオスカーをあげたいレベル。 タバコのイメージが更に悪くなる映画。ネガティブキャンペーンか
愛の形とは。
登場人物が全員、愛や自分を認めてくれる欲求に飢えすぎてみんな空回り。 この事件は知らなかったけど、首謀者は全員が自白剤とかでバカ正直に答えたとしても結局誰が犯人なのかはわからないんだと思う。 だって、みんなすれ違ってるんだもん。 トーニャがお金持ちの子供だったらなぁ。すごい選手になっただろうに!!
20代の私の記憶
私がフィギュアスケート見るようになったのは、この事件からだ、なので私は女子のフィギュアスケートはドロドロしてるとずっと思ってたし、今も少しは思ってる。マーゴットの作品はスーサイド・スクワッドしか観てないので今回は私の昔の記憶をたどりながらのマーゴットを観る感じで席についた。マーゴットの母役のアリソンに釘付けになりながら作品を楽しんだ。 私はこの作品の冒頭〜中盤までとラスト10分が好き。 マーゴット作品を観たくなった作品。アイ・トーニャは人にオススメ出来るナイス作品であることには間違いない。
主人公に肩入れできないのが残念。
役者の演技はどの方も素晴らしかった。 中身が薄かった。 登場人物に共感できない。 なんかあと一歩という感じ。 あの事件の真相か何かわかるのか楽しみだったが、そうではなかった。 終始、低俗な話だった。
まさしくアイ,トーニャ
当時のこのスキャンダル事件を知っている私としては、なかなか面白い視点で描かれたこの作品を非常に楽しめました。酷い境遇の何か信じられない様な人生を生きて来たのはわかりますが、結局は今でも自分に非はなく、全ては他人のせいにしているところに問題がありますよね。 でも、この題名はまさしく“アイ,トーニャ”ピッタリですね。
ドキュメンタリー風だが
主人公たちがインタビュー風に答えるシーンが本人だと思っていたので、リアルタイムでこの事件を知っている自分は「トーニャ・ハーディングって、こんなに可愛いかったっけ」とラストシーンまで信じていた。ストーリーは単純だが、自分は今でも犯人はあの人と思っている。
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