「滑稽な人間たちを描いた、笑えない「喜劇」」アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
滑稽な人間たちを描いた、笑えない「喜劇」
実話を基にしているが、本作がどれだけ事実に即しているかは私にとってはどーでも良い、という前提での感想。
登場人物が皆、滑稽である。
パワハラな母親、
DVな恋人→夫、
そんな男と仲直りする主人公、
スパイを自称する男、
おバカな実行犯…
主人公の周囲には、普通のヒトはいなかったの?というぐらい、滑稽なメンバーが揃っている。
まるで「ファーゴ」を彷彿とさせるよう。
本作の描き方って、シリアスからコメディまで、いろんな描き方が可能だったと思うけど、喜劇として描いたことで、個性的な作品になったと思う。
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