劇場公開日 2018年5月4日

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「映画自体はコミカルだったが、なんだか悲しい気持ちになった。」アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル 恵さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0映画自体はコミカルだったが、なんだか悲しい気持ちになった。

2019年9月2日
PCから投稿

役者さんの演技はすごかったけれど、
ある有名な事件を各関係者の証言をもとに、ミカルな方法で映画化しただけで特別な魅力は感じなかった。
この事件は全く知らなかったが、前半部分を見ただけでそれぞれがどのような事を言うか想像できてしまったし、そこに驚きもなかった。

トーニャの生い立ちや、当時のマスコミの報道の仕方(ゴシップ的な)を想像するとけっこうエグイ状態だったんだなと思う。
本人にも問題はあったのだろうけど、生い立ちや環境を考えると同情してしまうし、最後にスケートを奪われたことも胸が痛くなる。
そしてその後も前向きに生きていて、強い人なんだとも思った。

母親役のアリソン・ジャニーがすごいなと思ったら、アカデミー賞で助演女優賞を取られていたんですね

そして、トーニャが不憫に思えあまり良い気分にはなれず、映画自体好きにはなれなかったです。

恵