「悲しく滑稽なフィギュアスケーターの半生」アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル Hiroshiさんの映画レビュー(感想・評価)
悲しく滑稽なフィギュアスケーターの半生
面白かった。そして、少し怖く、悲しかった。彼女が時々発する「私のせいではない(私は悪くない)」と言う言葉の虚しさが突き刺さった。彼女は、彼女の生い立ちや環境の中でベストを尽くしたのではないか⁉︎と叫びたくなる!現在語られている彼女の半生は"真実"で伝えられてはいないかも知らないけど、ラストシーンでは確実に"真実"だと、彼女自身が語っている。生きるために闘っている、ということなのかな…ありきたりの表現だけど。
主演のマーゴット・ロビーと母親役のアリソン・ジャニーの演技がこの作品の評価を更に高めていることは言うまでもないでしょうね。
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