「クズ野郎Zチームによる鬼畜の所業」アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル regencyさんの映画レビュー(感想・評価)
クズ野郎Zチームによる鬼畜の所業
トーニャ・ハーディングの半生とナンシー・ケリガン襲撃事件の全容を羅生門スタイルで辿っていく。波乱万丈で悲惨な出来事を、第四の壁を多用して描くことでブラックユーモアへと上手くシフトしている。
とにかく登場人物の大半がクズ。「クズ野郎Zチーム」とでもいえる中、娘トーニャをスケーターではなくファイターとして育てる母親はベストオブ鬼畜の所業。
だが、その教育方法が的外れともいえないラストが実にシニカル。
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