スパイダーマン スパイダーバースのレビュー・感想・評価
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ポリコレに足りなかった間口の広さがある。
ポリコレというと最近は黒人や女性など特定の生得的な属性について応援したり鼓舞していくものだ。そのことはとてもよい。
ところが、その属性が身近でない人にとってみれば無関係の話になってしまう。
スパイダーバースにはいろんな世界があり、美少女や中年おじさんもでてくる。そうすることでいろんな立場の人を包括的に、片っ端からエンパワメントする。
黒人、女性、美少女(それに連なるオタク)、中年がそれぞれに別々の世界に住んでいてそれぞれ事情を抱えている。それぞれの世界を代表して、世界を守るために共闘する。
「隣で見てる見ず知らずのお客さんもこの映画に勇気付けられてるんだな」と共感の機会を得られるのがこの映画が最強のポリコレである理由だ。
実写版より数段面白い
続編を希望!
流石アカデミー賞
スゲー
面白かった!
どの世界の蜘蛛も優秀な理系頭の人しか刺さない⁈
革命的映像表現
スパイダーマンシリーズとしては初の長編アニメーション映画。
並行世界に存在する複数のスパイダーマン達が悪と戦うというさらに荒唐無稽さが増すが決して支離滅裂にはなっておらず、脚本も非常に秀逸な仕上がりだ。
一番の魅力はやはり映像表現。
アニメならではの心理描写、コミカルな演出、キャラクターの質感が非常に美麗で魅力的。
アメコミをそっくりそのままアニメに反映させたかのような世界観が実に新鮮で目を奪われた。3D, IMAXが推奨される作品です。
CG、絵画、ドット、コミック、などのあらゆる手法を用いて完成された、「生きた絵」(wikipediaより引用)
キャラクター各々に手法を変えたビジュアルタッチも製作者たちの手間と努力が伺えます。
日本の映画会社ではまず真似できない手法で製作された映像表現であろう。
ストーリーのプロセスも秀逸で、高校生マイルズ・モラレスのアイデンティティーを丁寧に描き、成長の段階、メンターとなるピーターBとの関係の変化。
思春期ならではの悩みなどをコミカル、シリアスな場面ごとの色分けに舌を巻き見入ってしまった。
個人的には初めは「これは失敗しそう」感があり、完全にハードルが下がりきっていましたが、それを見事に払拭してくれました。
文句なし。趣向を凝らした良作です。
アニメの新境地
アニメーションの技術がすごい!
人生ベストアニメーションムービー
非常に美しく……
私だけでしょうか?
誰もがスパイダーマン🕷🕸🤘
スパイダーマンって色々ありすぎてわけわかんないけど今回は色んなスパイダーマンが出てくる団体戦。
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そして、今までのスパイダーマンだった白人でイケメンのピーターパーカーは死んで、代わりに出てくるスパイダーマンは黒人、中年太りのおじさん、女性、アニメのキャラ、さらには日系の少女までスパイダーマンに。
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劇中に何度も誰もがスパイダーマンになれるって言ってるようにまさに色んなスパイダーマンが出てきて今っぽい。
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スパイダーマンってほかのヒーローとは違って顔を隠してるからほんとに誰でもなれるよね。
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日本のスパイダーマン、スパイダーマンになっても萌え系アニメの女の子がガンダムみたいな乗り物にのせられてて笑った(笑).
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スパイダーマンもう見たことあるし、アニメのとか今さら見る意味ある?と思ってるそこのアナタ、侮るなかれ。今まで見たこともないアニメーションと世界観、ストーリーなので映画館に行く価値かなりありますよ。
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多次元
今まで 良くも悪くも こねくり回され尽くしているスパイダーマンシリーズをこのタイミングでアニメ化 と聞いて いや、キッツいだろうそれは と思った
が、この映画 いまだかつてない アメコミ ヒーロー映画と言って間違いない、超画期的アニメーション映画だった
アメコミが動く という点に向けての技術部分でのアプローチがおそらく凄まじいのだろう 今まで見たことのないアニメーション表現の数々に見てる間ずっと
目が幸せ〜!
とワクワクしっぱなしだった
多次元のスパイダーマンが一同に会する という、下手をすれば突拍子のなさだけが際立ってしまいそうな設定が、表現技術を徹底して作り上げたことで違和感が無い どころか、映画全体のぶっ飛んだテンションの根幹を作り上げてて素晴らしい
終盤のアクションシーンとか本当に凄かった!
アニメ表現の技術部分のアプローチがそのまま物語表現と直結してる という部分は 高畑勲の かぐや姫の物語 と似ている
技術部分以外に演出部分も凄く良くて、さりげないやりとりなのに後の展開と対比されるようになってる箇所がすごく良かった
LEGOムービーコンビの力も大きいのだろう、セリフ部分のコメディセンスも抜群で面白い
あと個人的な感想だけど、最近色々見た映画の中ではダントツで 黒人文化 というもののクールさが際立っていたと思う
アニメってだから良いんだよ! と思える素晴らしい一本だった
最高のアニメ映画の一つ
美麗な色彩。3DCGと2Dの調和。アクションシーンや体のシェイプのかっこよさ。適度な笑いと涙。後の布石となるシーン展開。スパイダーマンパロディ。…などなど
映像もストーリーも良く、満足できる映画だった。
特に4DX3Dとの相性は抜群で、席はよく動き、2D演出で立体感も感じやすい。
糸を使った移動、ウェブ・スイング中も格好の良い映像とともに席が大きく動き、顔がにやけてしまうほど。
本編開始前の「コロンビア」からお遊び要素があり、力の入れ具合が違うな、と感じた。
エンディング後のしょうもないおまけ映像も必見。
原作のスパイダーバースとは直接関係無いようで、平行世界の5人のスパイディと主人公が力を合わせるといった内容。
それぞれ個性的(日本の美少女アニメ風のスパイディも!)だが、原作には出ていた東映版スパイダーマンなどは登場しないので注意。
アニメしか出せない色がある
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