「漫画アニメーションというジャンル」スパイダーマン スパイダーバース サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
漫画アニメーションというジャンル
すごいね、これ。トム・ホランドが歴代スパイダーマンベストというだけあるよ。正直、ストーリーは特別面白いわけじゃないんだけど、映像技術が半端じゃない。こんなにも素晴らしいアニメーション化があるのだろうか。漫画から飛び出してきたとはまさにこのこと。原作であるアメコミをものすごい愛で映像に落とし込む。これは続編も期待できますね。
スパイダーマンだからできるアニメーション。
アニメーションにしかできないスパイダーマン。
マルチバースというぶっ飛んだ設定は実写映画となると「無理があるだろ」とか「違和感でしかない」という感想を持ってしまうんだけど、こんな風に見せてくれれば何の違和感も抱くことなく話を受け入れられる。スパイダーマンというヒーローも今までとは比にならないくらいかっこよく見せているし、実写ではなくアニメという選択肢を選んでくれてありがとうという言葉しか出ない。
開始五分くらいは字幕版で見ていたけれど、圧倒的に吹替版のほうが好き。アニメばっかりは、日本の声優さんのほうが上手。感情が声に乗っているし、臨場感もある。字幕版だとすこし棒読みに聞こえてしまうし、せっかくのアニメーションも楽しめない。何も考えずともわくわくとどきどきで大興奮な本作だからこそ、吹替のほうがおすすめです。きっと、4DXも吹替しか上映しないだろうからね。
この続編を4DXで見れると考えるだけでテンション上がってきました。
先に公開せれたアメリカでの評価はかなり高く、ものすごいオープニング興収をあげたようなので、今からめちゃくちゃ楽しみ。MARVELvsDCの戦い、6月16日。あと10日後...。