「革新的アニメーション」スパイダーマン スパイダーバース tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)
革新的アニメーション
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超絶素晴らしい作品だった
大量消費されるスパイダーマンを逆手に取ったような作品
いろんなテイストのスパイダーマンが登場する
青年スパイダーマン(中村悠一)
中年スパイダーマン(宮野真守)
スパイダーグウェン(悠木碧)
スパイダーノワール(大塚明夫)
ロボスパイダー(高橋李依)
ヒョウタンツギスパイダー(吉野裕行)
マイルズ・モラレス(小野賢章)
声優が豪華すぎるので日本語版がおすすめ
ほかのスパイダーマンが、ピーター・パーカーの捩りでネーミングされている中
マイルズ・モラレスって誰やねんお前という感想が浮かぶ。
そもそもマイルズ・モラレス漫画版はピーター・パーカー死亡という展開からの活躍で、
しかもマイノリティを扱ったキャラクターということで好き嫌いが分かれていた
しかし本作ではマルチバースというギミックをつかっており、
作中の中年スパイダーマンたちとのやり取りは
そうした批判を回避しつつ、スーパーヒーローとしての覚醒を描いていて非常にうまいと感じた
圧倒的なのはそのアニメーション
手書きで仕上げられた画面はどこを切り取っても神がかったクオリティだ
ストーリーも家族とのやり取り、学校から始まり
非日常のワクワクから、おなじみの蜘蛛に噛まれるシーン
そこからの能力覚醒で困るお約束
使命感からの失敗、そして仲間たちとの出会い
物語の構成がアップダウンを繰り返して盛り上げていく形で
最後まで楽しませてくれる。
笑いの加減も抜群
アニメーションならではの表現でアニメーションらしい展開
最高の作品だった。
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