クソ野郎と美しき世界のレビュー・感想・評価
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有名監督の世界観がギュッと詰まった面白いオムニバス❗
園子温、山内ケンジ、太田光、児玉裕一の有名4監督が、それぞれの世界観で全然違う内容の作品を作ってるのに、ストーリーがふわっと最後に繋がっていて、時間が経つのがあっという間でした。
個人的に、邦画はあまり映画館で観ずに、家で十分かなと思う派なのですが、2週間の期間限定公開でDVDになるかさえ不明だったので、観に行き大変満足しました!マスコミの忖度?で、テレビなどで宣伝はほとんどされてませんが、観ておいて損はない新しい映画だと思います。観た後で、心が暖かくなりました。人は皆、完璧じゃないからこそ愛すべき愛されるべき存在なんだな。というメインテーマがポジティブで好きです。太田光さん、芸人さんとしてしか知りませんでしたが、監督になると、あんなにも心情を優しく描いた作品になるのかと。メガホンは20年以上ぶりみたいですから、それだけでもぜひ。
とても面白い映画でした!!
昨日、今日と観ましたが、2回目の方がより楽しめました!!
1回目で気付かなかったことが結構あったんだと、2回目鑑賞した時に気付きました!!
今まで同じ映画を再び観に行くことはありませんでしたが、クソ野郎はもう一度行ってみようと思います!!
三人が開いた新しい世界
三人のことを知らない日本人はほぼいないでしょう。その三人を使って四人の監督がそれぞれにアレンジして遊びまくる。1〜3話はバラバラに見えて4話での回収が鮮やかで見事でカタルシスを感じた。何度でもみたいけど二週間限定なので早めに足を運ぼうと思う。
世界観に引き込まれる。
予備知識無しで見たのですが冒頭からエンドロールまでずっと引き込まれました。
それぞれの監督によって作風が違うのも楽しめました。太田さんの細かい所で笑える脚本もさすがでした。
ファンじゃなくても楽しめる作品。
4つ目のストーリーの伏線回収はスッキリしましたし、感動しました。
笑いあり、涙あり、今までの映画とは一味違った映画でした!
今まで見たことのない不思議な感覚に陥る映画でした。ユニークで1つ1つのストーリーが最後に結び付き、また、劇中の全ての歌も良かったです!笑えたり、シリアスだったり、最後は、涙しているお客さんが多かったです。もう一度見に行きたいです!!勇気をくれる、映画でした。どんなときも前を向いてまっすぐに愛を持って優しい気持ちで生きていこうって思わせてくれる映画でした。
監督最高!キャスト最高!
好き嫌いが分かれる映画かもわかりませんが私は大好きです!園子温監督×稲垣吾郎、山内ケンジ監督×香取慎吾、太田光監督×草彅剛、児玉裕一監督×3人の組み合わせぴったり!太田光監督の「光へ、航る」ところどころ爆笑問題太田さんテイストが入っててツボりました。浅野忠信さん、満島真之介さん、新井浩文さん、森下能幸さん、尾野真千子さん、私の好きな俳優さんばかり。オムニバス映画好きな方や好きな俳優さんがいらっしゃる方はぜひ足を運んでほしいです!
うーん
うーん
好みは別れるのかな、とは思います。
私はあまり合わない映画でした。
ストーリーに繋がりがあまりなく、物足りない感じはずっとしていました。
ただ、四部作なので珍しい映画のスタイルだと思います。
挑戦はしているのかな、と感じました。
余談ですが、
ここの評価が少し高いのが気になりました。
よく見てみるとこの映画のみに星5~4をつけている方ばかり・・・
人気のアイドルや俳優の方がでると結構ある現象ですが、すこし露骨かなと思いました・・・
新しいスタイルの作品が好きな方は見てみる価値アリです。
あと、上には少し悪い感じに書いてしまいましたが、
俳優さんは名前の売れている方ばかりなので、好きな方はぜひ!
4人の監督がそれぞれのパートを担当しているので、はっきり言って、雰...
4人の監督がそれぞれのパートを担当しているので、はっきり言って、雰囲気はそれぞれバラバラ。でもそれが、彼らのバラバラの個性につながっている気がした。4つのショートムービーを観ている感覚でありながら、でもやっぱりひとつなんだな、と。
何度か見返すと、他のエピソードの伏線とか、彼らが今置かれている状況への皮肉なんかもはっきり解って、面白い。
バラバラのテイストがやっぱりしっくりこない、と感じる人もいそうだから、★マイナス0.5
オムニバスとしての構成が勉強になる
爆笑問題の太田光の作家性に驚いた。期待してなかったけど、この人凄いよ。冒頭からラストへの構成力。勉強した人だと思う。とても論理的。ep1の園子温を満島真之介と浅野忠信がよく理解して、物凄い破壊力で物語を進めて行く。稲垣吾郎はストーリーテラーだが彼の美しいルックスとコメディはよく合う。ep2は香取慎吾のまんま(笑)でも一番大爆笑パート。ep3は尾野真知子の演技力が半端ない。草彅が途中素で笑ってるところがあってそれも良かった。ep4はすべての伏線を回収する驚きの構成力。これは日本最先端のクリエイターの今の力。漫画原作の映画ばかり見てないで、是非このオリジナル作品の、構成、色彩感覚、音楽、映像表現を見て感じて欲しい。 なにやら、色んなアンチが出回ってるようだが、間違いなくオムニバスとしては近年no1!
映画館でのポスターが気になり観てきました
元々この映画をやる事は知っていたが、実際に映画館のポスターを観て面白そうだなと鑑賞。
3人の個性を上手く使った映画で、バランスが良かった。
エピソードごとの雰囲気や方向性がバラバラ。その3つが最後歌に合わせて一つになるという演出も効いていて良かった。
で、なるほどこれが新しい"地図"ってやつか。とやたら納得して劇場を後にした。
ちなみに内容とは関係ないが、わたしが観た回はご高齢の男性のお客さんが多くみられ個人的にはそれが意外で感想がとても気になった。。
爽快感
4人の監督が織りなすオムニバス映画。
リアルとファンタジー、リアルとちょっぴりした毒舌、ある意味ギリギリ、ある意味リアリティ。とにかく、なんだこの映画は、一体今何が起こってるんだ!!??という感じでエピソード1は進み、あれ?これドキュメント?と思ってるエピソード2になり限りなくリアルに近いフィクションにいろんな思いを重ねていたと思ったら、思いっきり日本映画!!という見ごたえのある3話がやってくる。ぶっ飛んでる世界とリアルファンタジーな世界とTHE映画という世界がやってくる。そしてその別々の世界の住人たちがエピソード4では全く違和感なく融合している。
なんという新しい試みなんだという驚きと、不思議な爽快感と高揚感を見終えたあとに感じる。
今までの映画の概念すら壊されるような感じがするチャレンジングな映画だと思ったし、この作品がきっかけとなり、映画界の作品の未来がまた広がるのではないかと思った。
4つのエピソード全て良かったが、爆笑問題の太田光監督作品は、日本映画へのリスペクトを感じたし、何よりも草彅剛と尾野真千子の組み合わせが絶妙に良かった。短編作品なのがもったいない。草彅剛×尾野真千子で映画1本作って欲しいと思うくらいすごく芝居の相性が良いと思った。一見の価値あり。
尾野真千子さんと剛の相性は予想通り、別の機会に長編で見てみたい。太...
尾野真千子さんと剛の相性は予想通り、別の機会に長編で見てみたい。太田監督の繊細な部分が垣間見えた。
中島セナちゃん、異次元にステキな、まさかの12歳、きっと大きく羽ばたくでしょう。香取慎吾との組み合わせが、日本を超えた感じ。
馬場ふみかさん、かわいくてセクシーで4話では別人みたいにエレガント、そして走る走る走る。可能性を感じる。
三人だけでは、映画はできなかった。でも、三人がいなければ、この映画は出来なかった。
癖になる面白さ
エピソード1から4までどれも趣向が違い観ていて飽きない作品。個人的には太田監督と草なぎ剛さんの作品が最高だった。これだけで短編映画を作って欲しいほどだった。
観終わって時間が経つと、なぜかまた観たくなる。そんな中毒性のある作品だと思う。
1度だけでなく複数回見るとまた作品の印象が変わるかもしれない。どんな風に変わるのか自分でも楽しみ。
観て損はない。快作!4人の監督に拍手!
かなりタイトなスケジュールでの制作で、3月まで撮影していたということを聞いていたので、正直あまり期待はしていなかった。
が、観てびっくり!
文句なく面白い!音楽もいい。
園子温、山内ケンジ、太田光がエピソード1~3をそれぞれ個性を発揮し脚本/監督をしている。
とっ散らかった印象の各エピソードで描かれなかったラストと謎が、児玉裕一監督のエピソード4(なんとミュージカル仕立て!)で1つに結実し、明かされる。なるほど、こうきたか!カラフルな色彩のセットの中で奏でられる軽快でゴージャスな音楽に思わず体が動き出しそう。
自分が特に印象的だったのはエピソード3。
爆笑問題の太田光が映画の監督をするのは20数年ぶりと聞いたが、バイオレンスと笑いのセンス溢れる絶妙なバランスの脚本も秀逸で、監督としての力量に驚く。
芸達者な草彅剛と尾野真千子の火花が出るようなやりとりを観るだけでも価値あり。
ハチャメチャな設定も、笑いも涙もファンタジーもバイオレンスもあり。てんこ盛りだ。毛色の違うエピソードをよくまとめたものだと感心する。
てんこ盛りの内容を改めてじっくり味わおうと2度観たが、2度目の方がより楽しめた。
いろいろとあっただろう稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が歌う歌もいい。
とくに香取慎吾。こんなに歌、上手かったのか!と目から(耳から?)ウロコ。ぜひミュージカル作品に挑戦して欲しい。
好き嫌いの分かれる作品だと思うが、実験的な試みに挑戦し、一級のエンターテインメント作品を作りあげた各監督、製作者、キャストに拍手を送りたい。
予想外に
SMAPの事は応援しているのですが、メンバーの映画となるとあまり期待もできず…な気持で見に行きました(ファンの方ごめんなさい)
でも、良い意味で予想を裏切られ、映画館をあとにするのが名残惜しい気分に。
内容を話すのは好きじゃないのでやめますが、浅野忠信さんも満島真之介さんも尾野真千子さんもエピソード2(香取慎吾)のセナちゃんも、みんな輝いてた。そんな映画です。
誰もがクソ野郎だけど、誰もが愛すべきクソ野郎でした。
出演者全員を愛したくなるんだよな…
SMAPファンじゃなくても楽しめるけど、「少しだけSMAPに興味があるけど映画はチョット…」と思ってるなら観に行くことをおすすめします。
2週間という短期間だし、テレビではほぼ宣伝もされていないので、このまま埋もれたら勿体無い!
軽~い気持ちで観るほうがいいのかな?
エンタメの宝箱
ものすごいクリエイターさんが集結し、
ストーリーを紡いで繋げていて
いろいろなクソ野郎がでてきますが
みんな愛を抱えていました。
園監督の激しさや、山内監督のリアルとファンタジーの境目、太田監督の繊細さ
児玉監督の大エンターテイメント感
見応えあります!!!!!
新たな門出に相応しい映画!
SMAP時代から3人のファンで、新しい地図のNAKAMAでもあるので、早速鑑賞しに行きました。
難しい理屈抜きで、とにかく楽しかったです!
チラシ等で謳われていたように、万人が泣いたり笑ったりできる作品ではないかもしれません。でも順風満帆とはいえなかった3人の門出に際し、これだけ優秀なクリエーターや共演者の皆様が結集してくださったのだと思うと、20年来のファンとして感無量になりました。
草なぎさんの演技は評判以上の素晴らしさでしたが、稲垣さんの佇まい全般の美しさや声質の良さ、香取さんの感情表現を抑えた演技もまた、もっと評価されて良いと思います。
オールキャストが結集した第4話のミュージック&ダンスシーンは圧巻で、あれはDVD等のソフトを自宅で見るのではなく、絶対に映画館の大スクリーンで見るべきだと感じました。
喪失を乗り越えた先に見えたもの
4人の監督さんのオムニバスでしたが、作品が喧嘩することもなく、それぞれの世界観を保ちながら、不思議な広がりを見せていました。
新しい形だと、何度も思いました。
私は草彅さんと尾野真千子さんのどちらも好きな俳優さんなのですが、2人とも演技力が高くて引き込まれました。悲しいけどどこか愛のある優しい仕上がりになっていて私はこの作品が好きです。
他の2人の作品も、それぞれにぴったりで、稲垣さんの美しい世界観をコメディタッチで描いていて魅力的だったし、香取さんの自然体な感じと、ラストの伸びやかな歌声に、心が躍りました。
最初の3作品ではそれぞれが大切なものを突然奪われるのですが、ラストでは新しい形で回復されていたこと。
登場人物全てがハッピーになる楽しいエンディングだったので、見終わってからもずっと楽しくて、幸せな気持ちになれました。
特にラストのミュージカルは、日本でこんな作品はあまり見たことがない気がするし、大きなスクリーンで見ることができてよかったです。
悲しみを乗り越えたから見える幸せな景色を見せてもらった気がしました。
おすすめです。
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