犯罪都市のレビュー・感想・評価
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素手&筋力が刃物&斧に勝ちました!
マ・ドンソク主演映画「ブラザー」(2017)をNetflixで見ました(題名と公開年だけwikiで見つけました)。マ・ドンソクのメジャー映画とは異なる雰囲気でとてもいい映画でした。地方の旧家本家の跡取り長男(マ・ドンソク)とその弟の話。昔ながらのしきたりを嫌がり実家に寄りつかず仲も悪い兄弟。うるさい親戚。兄弟が忘れていた、知らなかった両親のこと。笑えて軽やかで優しかった。星5つ!この映画を見て少し元気になったので書かせて頂きました。(2023.11.27.)
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以下「犯罪都市」:
犠牲者数が多過ぎてちょっと苦しかった。マ・ドンソクは子どもや若者や老人に優しい。腕の筋肉凄すぎて自分で自分の腕の全貌を見ることができない箇所は可愛い。ドンソク兄さんは腕だけでなく肩と背中のラインも美しく、冒頭の結婚式だか婚活の後のスーツの後ろ姿がかっこよかった!「ひとりか?(= ひとりで来たのか?)」ー「まだ独身だ」は良かったなあ~!
おまけ
場面がトイレというのは格闘であれ何であれ、鏡、水、ドア、陶器、滑る床、そして公共でありつつ私的個室空間なので舞台効果満点で絵になります。この映画では清潔でモダンでお花まである広い空港トイレでの闘いでとても良かったです!
日本のやくざより怖い…
映画の中でしかヤクザの世界を知らない。
しかし、日本のヤクザ映画を何本か観てきたが、
日本のヤクザより怖いと思った。(演技力のせいかもしれないが)
ヤクザというものにものすごく恐怖を覚えた。
残酷、残忍、冷酷、冷徹、無慈悲で不気味な雰囲気を漂わせる朝鮮族のヤクザのボス。
手下2人もものすごく不気味で残酷で怖かった…
素晴らしかった。
なんと言っていいかわからないけど、表情はもちろんのこと、全身で不気味で残忍なヤクザを演じていた。
パッと観ただけで、こいつはやばいなと思わせられた。
あの、不気味さは古谷実(稲中以外)の漫画の世界にいる気がした。
ずっとドキドキしながら観てた。
それを超越する警察の強力課の面々。
かっこよすぎる!
ヤクザにも一歩も引かず、強気で強引で乱暴。
最後はほんとにスカッとする。
安心というか…
とろこどろこに散りばめられたちょっとしたギャグ要素もいい感じだった!
大迫力!!
本当にかっこいい。時間を忘れて夢中になるとはまさにこのこと。やはり中国も韓国も身内の絆の厚さ、日本でいう昭和のレトロな感じ、マドンソクの格闘シーンなど本当にたまらない。少年からは勇気を、中国のヤクザからは生きる活力をマドンソクからはかっこよさを感じた。
おもしろー
この映画面白いわー悪役のボスチャンが恐すぎて❗その分マドンソクの役が生きるいきる!これ見て下さいね!チャンの暴れ様がまるで猿の如く!恐くて途中で止めて続きは次の日に見ました😅それでも作品は超面白楽しめました
ドンソク兄貴の魅力がつまった逸品
ドンソク兄貴のスタートアップは、強烈な張り手。あの強烈な張り手を食らったら、膝から崩れ落ちるしかない。
今回のマ・ドンソクが演じる刑事は、正義感4割、人情3割、汚れ具合3割って感じで、なかなかの仕上がり。地元ヤクザをあめと鞭でしっかり抑え込む古いタイプの刑事で、人間味があふれていて自分の好きなタイプ。
黒龍組のボスのチャン・チェンは、冷酷非道かつ傍若無人の振る舞いで敵役にピッタリのキャラクター。ストーリーが進みにつれ、ムカムカ度が増していき、ドンソク兄貴の怒りの鉄槌が早く見たくてしょうがない。
ラストは、皆様の期待どおりのドンソク兄貴の暴れっぷり。あの巨体の全体重を乗せたパンチが炸裂するから気分爽快。
暴力シーンは、けっこうえげつなくてグロいんだけど、刑事たちがコメディタッチで描かれているからそんなに気にならない。ドンソク兄貴の魅力がつまった逸品でございました。
マ・ドンソク劇場
良くも悪くもマ・ドンソク劇場。
とにかく強い描写が爽快だし、持前のキュートさが人間味につながってる。
ただ事実をベースに、とは言ってもストーリーの既視感は感じてしまった。
街のチンピラもボスっていう割になんか小物感があるというか。
この手のやつなら邦画の『孤狼の血』の方が面白かったかな。
尻すぼみ感はあったけど
面白かった〜。
ただ朝鮮族とか、文化的な概念がないから、検索して調べながら観てました。
フィクションですが、わずか20年前の実話が元とのこと。
拳銃が一切出てこないのは違和感。
あと最後はなんか物足りませんでした。
でも悪役に本気で恐怖を感じて、ドキドキしながら観た映画でした。
何度でも見返したい映画。でも毒蛇、イス、弱すぎる。
スタンさん
顔・顔・顔・顔
顔面力オールスター総出演!
あっちからもこっちからもやってくる、見終わって目を閉じても登場する、目に写る顔すべてが暑苦しく匂い立つ男臭!
その中でも男汁だだもれのマドンソクがグンバツにプリチーな一本です
張り手とおちゃめ、マブリーのプリチーさは中間管理職でこそ発揮されるのです
劇場公開ぶり再再再鑑賞
張り手で一撃。
マ.ドンソク主演。
ドンソクが出るだけでおもしろい。
そして安心して観られる。コメディなのかと思ったら闘争シーンがハラハラドキドキものでアクションも凄かった。悪役のチャンも強かったので怖さが半端なくて緊張しまくりでした。
最後のチャンを捕まえて外に出たときの朝焼けの薄暗さがとてもきれいだった。そしてドンソクの笑顔が可愛い。💝キャラクターになりそう。
圧倒的に面白い。
主人公の売り込みにまず最初に大成功している。売り込みに成功しているだけではなくキャラクター設定そのものが非常に良い。それからヤバいヤツが来るわけだが、随所にアイデアが効いており、工夫があった。ストーリー全体がありきたりなのにも関わらず細部の積み重ねが映画を新しいもののように見せていると感じた。これであと、優れたカメラマンに恵まれ照明とか撮影に金をかけられるようになったらハリウッドを超えるほどのクオリティになってしまうだろう。いやしかし、ハリウッドと比較されるようになる必要はないだろう。韓国映画は独自の路線で発達して欲しい。
残念な点は、ヤバいやつらの組織の大きさがいまいちつかめず、チンピラが喧嘩の強さに物言わせて暴れてるだけのように見えてしまう点かな。あとクライマックスのからくりがちょっと工夫がなかったような気がする。 でも全体の流れが圧倒的だったのでそういう小さいことはあまり気にせずに評価できる映画だと思う。 こんな面白いオリジナル映画が作れるなんて!!日本人の私は韓国が羨ましいと思った。
ところで監督の カン・ユンソンというのは何者なんだ?男なのか女なのか?何歳なのか?全く情報が出てこない。 そして次回作が楽しみな監督である。
マドンソクが今回も魅せる
韓国警察と韓国ヤクザと中国新興組織の三つ巴の争い。
三つ巴と言ってもヤクザは大したことないから、警察と中国組織の一騎打ち。
なんと言っても主演の強面ドンソクが良い。新感染でゾンビを拳で打ちのめしたのが印象的だが、今作でも、ヤクザ相手に己の拳が最強の武器と言わんばかりに素手で叩きのめす。
ムキムキすぎて腕の可動域が狭いのもギャップで可愛い。背中かけないんだろうなぁ笑。
傷を負ってもノーダメージと言わんばかりの耐久力、そして観ている側のどーせ勝つんでしょという安心感。
あれ、なんかこんな作品見たことあるなぁ…
ワイルドスピードスーパーコンボだわ。マドンソクはドウェインジョンソンの領域まで行ったんだなと思った。
男前刑事ドンソク
この映画で「朝鮮族」という言葉が使われるが、この朝鮮族というのは単に韓国や北朝鮮の人を指すのではなく、「中国に住んでいる朝鮮民族」のことを指している。
日本ではあまり馴染みがないので、少し混乱した。
ドンソクが敵をボコボコになぎ倒していく展開はマブリー映画のお約束だが、今作は実際にあった出来事を題材にしているからか仮にドンソクが主演じゃなくても十分に面白いシナリオだった。
王道なシーンばかりで多少バイオレンスだが安心して観られる
キャラのよさ際立つ
この映画では、「実はこの男は悪人だった」というような裏切りはない。人間臭いキャラに溢れ、初めは警察とヤクザの関係ですら何だかほほえましい。ヤクザの一人は小峠にすら見えた😁
しかし、そこに毛色の異なる悪が現れる。その残忍さはやはり韓国らしいやつで、恐ろしい。そういう悪い雰囲気を主人公が張り手でぶっ飛ばしてくれることで、爽快感が生まれる。
最後のタイマンには、「やって来た‼️」と胸が高まった。野獣のように向かってくるあいつを豪快にやっつけてくれてスッキリ❗
この映画を見てて、ケンカが強いとはどういうことか考えた。昔から「刃物をもって本気で人を殺そうとしている奴とは戦うな」と言われるが、恐怖が人を無力にしてしまうからだというのがよくわかる。同様になぜ、街の人たちも理不尽な取立に屈してしまったのか、それも恐怖からだった。そこにくると、主人公はめっちゃ頼もしく、腕っぷしも強い。
恐怖を見事に打ちのめしてくれる、いい映画です。
マ・ドンソクのビンタ
マ・ドンソクのビンタでいきなりテンションが上がる。
まあ例の如くばったばったと悪い奴らをやっつける姿は気持ちいい、そして情け容赦ない朝鮮族のやり過ぎな暴力をも超えていく存在感と強さには圧巻だった!
一緒になって勝利の気分を存分に味わった。
拳銃なしの刑事設定が面白い。
韓国のアクション映画の見初めは“シュリ”だった。
銃撃戦の痛快さだった。弾痕と血しぶき。それが珍しく、香港ノワールの“狼たちの挽歌”を超えた痛快さだった。それ以前では、サム・ペキンパーの“ワイルドバンチ”。そして、それらのアクションの源流し黒沢明の“七人の侍”のような気がしていた。
それが、この映画で変わってしまった。肉体の凄さが痛々しく伝わってくるのはマ・ドンソクの肉体なのだろう。決してカッコよい肉体ではない。今までに考えられないようなカッコ悪い肉体・・・・固太り。まるで相撲取りの肉体美。しかし、でも、何故カッコよく見えるのか?
それは「愛嬌」。傷ついてもめげない痛々しいまでのタフネス。かれの身体から滲み出る哀愁なんだろう。従って、銃撃の必要性はない。
僕はセンチメンタリズムに弱い。
【マ・ドンソクの上腕二頭筋に見惚れる。極上のVシネ韓国バージョンでもある。】
韓国、衿川警察・強力班を率いるマ・ソクト(もう、役名もマ・ドンソクで良いじゃない・・と一瞬思う・・)達
VS 中国マフィア黒龍組 ボスはチャン・チェン(ユン・ゲサン:爽やかな役から脱却し、印象に残る残虐なボスを好演)
VS 韓国マフィア(イス組&毒蛇組&最大勢力を誇る暴力団を率いるファン社長:マ・ソクトとは持ちつ持たれつの関係を維持している)
の凄惨な物語。
ではあるのだが、何故か主役がマ・ドンソクを務めるとそこはかとない可笑しみが映像に生じるのは何故であろうか?
相手がナイフで向かってきても、とにかく素手で戦うマ・ソクト。
(取り分け、張り手の凄い事。一発で相手は脳震盪。白鳳の”張り差し”にも対抗出来るのではないだろうか?と勝手に楽しむ。)
残虐な中国マフィア黒龍組のボス、チャン・チェンが空港から逃亡しようとするところを、トイレ内で、これまた素手で完膚なきまでに叩きのめすシーンでも、余裕でトイレから出て来て、ちょっとだけ”イタタ・・”という顔をするが、相変わらずのマ・ドンソクじゃなかったマ・ソクトである。
あと、当時の資料を見返していたら、(当たり前だが)黒龍組に、後に”水平カルビ味チキン本店”の極上料理人且つコミカルな演技で笑わせてくれたチン・ソンギュが出演していたことが分かり、(今作では、極悪役であったなあ・・)中々に感慨深かったことである・・。
<2018年7月30日 シネマテーク高崎にて鑑賞>
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