劇場公開日 2018年4月28日

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「ドンソク兄貴の魅力がつまった逸品」犯罪都市 bionさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ドンソク兄貴の魅力がつまった逸品

2021年5月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

 ドンソク兄貴のスタートアップは、強烈な張り手。あの強烈な張り手を食らったら、膝から崩れ落ちるしかない。

 今回のマ・ドンソクが演じる刑事は、正義感4割、人情3割、汚れ具合3割って感じで、なかなかの仕上がり。地元ヤクザをあめと鞭でしっかり抑え込む古いタイプの刑事で、人間味があふれていて自分の好きなタイプ。

 黒龍組のボスのチャン・チェンは、冷酷非道かつ傍若無人の振る舞いで敵役にピッタリのキャラクター。ストーリーが進みにつれ、ムカムカ度が増していき、ドンソク兄貴の怒りの鉄槌が早く見たくてしょうがない。

 ラストは、皆様の期待どおりのドンソク兄貴の暴れっぷり。あの巨体の全体重を乗せたパンチが炸裂するから気分爽快。

 暴力シーンは、けっこうえげつなくてグロいんだけど、刑事たちがコメディタッチで描かれているからそんなに気にならない。ドンソク兄貴の魅力がつまった逸品でございました。

bion