Z Inc. ゼット・インクのレビュー・感想・評価
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感染経路はあの女?
ウィルス感染よりも巨大法律事務所の人間関係の方が怖い。ビルを封鎖・隔離されたことにより、ほぼ全員が感染者とみなされることは、感染モノのパターンでもあるのですが、8時間放っておいてもどうにもならない気がした。
そんな中、解雇を言い渡された中国系の弁護士デレク。彼は、ID7ウィルスの凶暴性により殺人を犯した人物が無罪放免される中で抜け道を見つけ出して大手法律事務所に入社したのだった。そして巨大損失!ハメられた・・・ということで怒りは上層部に向けられる。
感染して凶暴になれども、法律知識は常に頭の中にあるし、心神喪失を訴えれば暴力沙汰も罪に問われない。確信犯なのか、本当に脳がやられてるのかもわからない暴力描写。しかも解雇撤回が目的なのか、積年の恨みを晴らすのが目的なのかもわからない。スカッとするはずが、まったくスカッとできない映画でもありました。
どうせなら、会社崩壊を狙って感染者を放つみたいな陰謀めいた話のほうが面白かったように思えました。他のビルには広まってなかったみたいだし・・・
結構楽しめました
ゾンビ映画の亜種?
計算ずく
法律事務所のオフィスビルがID7という感染すると感情が爆発して自制できないことから感染時の罪は問われないという興奮ウイルスの蔓延により8時間隔離される中、いわれのないミスを押しつけられて解雇を言い渡された主人公が、ナインと呼ばれる役員に殴り込みをかける話。
主人公のみならず、ビル内の登場人物皆が感染しており、SEX、暴力、殺人としっちゃかめっちゃかな状態がエスカレートしていく。
興奮しているものの意識はしっかりしており、基本的な性格や知性は持っているという少し矛盾した状態である為、ムチャクチャながら考えて行動しているのが面白く、血飛沫が飛び散るけれど、グロさはそれ程感じずハイテンションな感じで笑いもある。
単純だし捻りは余りないけれど、一応ストーリーもあって楽しかった。
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