劇場公開日 2018年1月6日

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「感染経路はあの女?」Z Inc. ゼット・インク kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5感染経路はあの女?

2020年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ウィルス感染よりも巨大法律事務所の人間関係の方が怖い。ビルを封鎖・隔離されたことにより、ほぼ全員が感染者とみなされることは、感染モノのパターンでもあるのですが、8時間放っておいてもどうにもならない気がした。

 そんな中、解雇を言い渡された中国系の弁護士デレク。彼は、ID7ウィルスの凶暴性により殺人を犯した人物が無罪放免される中で抜け道を見つけ出して大手法律事務所に入社したのだった。そして巨大損失!ハメられた・・・ということで怒りは上層部に向けられる。

 感染して凶暴になれども、法律知識は常に頭の中にあるし、心神喪失を訴えれば暴力沙汰も罪に問われない。確信犯なのか、本当に脳がやられてるのかもわからない暴力描写。しかも解雇撤回が目的なのか、積年の恨みを晴らすのが目的なのかもわからない。スカッとするはずが、まったくスカッとできない映画でもありました。

 どうせなら、会社崩壊を狙って感染者を放つみたいな陰謀めいた話のほうが面白かったように思えました。他のビルには広まってなかったみたいだし・・・

kossy