「紙一重の抱擁」触手 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
紙一重の抱擁
人々を快楽の虜にするが油断すると死をもたらす「それ」にハマった女達の話。
冒頭で触手の先っぽが快楽と大怪我をもたらす様子をみせられて、全体像を映すシーンはあるものの、それ以上謎めいた正体に迫る描写はなく「それ」有りきで話が進む。
主人公の旦那に対する苦悩、旦那の不快な人間性、兄の弱さ、友人女性の寂しさと虚しさ等々、苦悩とその隣り合わせにある快楽やグロさをみせるストーリーだけど、説明過剰だったり関係ない描写が多かったりとテンポが悪くて飽きてくる。
みせたいところや表現は悪くないけれど、98分がかなり長くかんじたし、生々しさやグロさが物足りなく感じた。
コメントする