ゲット・アライブのレビュー・感想・評価
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ゲット・アライブのここがスゴい!
アルゼンチンとスペインの合作による、アクションコメディ。
タイトルにも書いたが、この映画のスゴいところを挙げていこう。
まずは、映画紹介のあらすじさえも間違っているところ!まぁしょーがない。DVDのパッケージ裏のあらすじも間違ってるからね!
あらすじによると、美人局専門のケチな詐欺師・レオが企業の利権を巡る陰謀に巻き込まれ、連れ去られた相棒の美女を助けようと奮闘する話、となっている。
まぁまぁあってるけど、助けようとする美女・サラはレオの相棒ではないし、本当に彼女を助けたいと思ってるのはレオに巻き込まれた形のユダヤ教徒・ヨシなのだ。
細かいことは気にするな?そうかもしれない。第一、サラの事を細かくあらすじで説明しちゃうと淀川さんばりのネタバレになる危険性もある。
もっと言うと、何でレオがそんな事になっちゃうのか、あらすじにまとめきれるような作品ではないのだ。ハッキリ言って「意味がよく分からない」事の連続なのね。
ネタと伏線は結構ちゃんと回収してくるけど、本筋は「なんとかなるさ」的なノリでゴリ押してくる、そんなところも「ゲット・アライブ」のスゴいところ。
お国柄なのかな~、と生暖かい目線で楽しむしかないのです。宗教ネタ・芸能ネタ・サッカーネタなどかなり盛り込まれ、アルゼンチンに詳しくないとクスリとも笑えないシロモノでもあります。
全く納得出来ないのに何故か最後にちょっと面白かった気がしてしまう。それが最後の「ゲット・アライブ」のスゴいところ!
重たいテーマのドラマに疲れた時に、気楽に観るのが良いのではないでしょうか?
「I Was Made For Lovin You」にはヤラれます(笑)
I Was Made For Lovin’You
美人局を生業にしている男がその最中にギャングの殺しの現場を目撃すると共に、特許に関する契約書を手に入れて追われる話。 ストーリーは単純なご都合主義満載のドタバタコメディながら、ドッカンアクションも盛り込まれていてなかなか面白い。 しかしながらこれといった見せ場や深み等があるわけでもなく、何も考えずに暇つぶしには良いのかなというところ。
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