ザ・ヴォイドのレビュー・感想・評価
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底辺×高さ÷2
恐怖のクリーチャーと悪魔崇拝のカルト集団が不気味だったが、見習い看護師のキム(エレン・ウォン)がちょっと可愛いな・・・と癒やされた。
エイリアン的な造形だったし、病院内というシチュエーションから感染モノかと思っていた序盤。しかし、パウエル医師が死んだはずなのに生き返っていたとか、不思議な展開が続いていた。
カルト教団なのか?白装束に▲マークの集団が現れる方が現実的で怖いと思うが、気持ち悪いクリーチャーはどこか異世界風だったし、バランスが良くなかっただろうか。さらに最後にはSF展開というオマケつき!好きな映画を詰め込んだような世界観は面白いけど、スッキリしないところが難点か・・・
気味悪い奴らがウジャウジャ
不気味さがかなり強い映画だった。
病院では人から得体の知れないクリーチャーに変化してウジャウジャ出てくるし…、病院の外も謎のカルト教団?白装束集団がウジャウジャそこら辺に並ぶし…。
とにかくクリーチャーの気持ち悪さは上手く描かれていたかな…と。
更に黒幕はあの医者だったのも驚き。ラストは「えぇ、そうなっちゃうの!?」的な感じになりました。よく分からない方へ行っちゃった感じだけど、個人的には現実世界と 死後か、幻想?また別次元の世界が生まれて、物語の全ては現実世界から別世界へ行くための儀式の1つだったかのように感じられました。
特に映像やラストの空の景色は凄く綺麗だった。ラストの別次元の世界も衝撃的でかなり印象強く残りました。
ラストのあのシーンは今も鮮明に記憶に残ってます笑
説明不要、感じて
結局何がなんなのやら…と人智の範疇を超え行くストーリーだけど、テンポ良い展開で次々起こる事柄に目と心を奪われて仕方ない。
死の向こう側に救いを求める気持ちは分かるけど方法が意味分からなすぎだしもはや普通に神の領域に至ってる教祖先生に感服。
生きてた頃の娘とは似ても似つかぬメスゴリラ風クリーチャーが産まれたシーンは度肝を抜かれた。
三角マークがモダンでかっこいいカルト集団や、肉肉しくグロテスクで触手ズルズルの元人間クリーチャー達のビジュアルが全部好みで、点滅とか入れずにずっと見ていたかった。
すぐ頭に血が上りがちでなかなか落ち着いてくれない登場人物だけど、キャラが立っていて良かった。
ただ、ジャンキーや父子、ダニエルの秘密の事などそれぞれの事情や過去はもう少しわかりやすく観せて欲しかったかも。
今年の未体験ゾーンの中でも期待していたこの作品、建物の中も外も一触即発の恐怖を感じられ、期待以上のクオリティと面白さでとても楽しめた。
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