(r)adius ラディウスのレビュー・感想・評価
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こういう設定好きなんで!
ネタバレしないで見るのおすすめ!
どういうオチになるんだろう、ってのが気になって最後まで見てしまった。
原因はあの謎の雷、作中のニュースで言ってた脳波云々が生物の脳に...ってのが事象の説明なんだろうけど、SF設定は記憶喪失と主人公の正体とかのミステリ部分を盛り上げるための舞台設定かなーという感じ。もうちょっとSF部分の説明が欲しかったかな。
結局、記憶が戻ったからといって元の人格になった訳ではなく、記憶喪失後の人格として過去の自分の行いを知ったっていう感じなんですかね。記憶喪失後は普通に善良そう(悪用するんじゃなく、必死で人を巻き込まないようにしてる)だから。
意外な話し
15m以内に近づくと命を絶たれる。そんな身体になってしまった男の話…
のはずだが、クライマックスはそうではないところで大どんでん返し!
どうしてそんな身体になったか?より、どうするか?となり、またどうして?に戻る。SFホラーよりサイコな話しだった。
タイトルなし
リアムに起こった謎が解明されていく流れがテンポ良くて見やすかった。
姉の行方は予想外、リアムのラストはジェーンと一緒に行動したからこそ記憶が戻っても殺人鬼にならずに悔い改めた結果なのかな。
設定は面白い
設定のレベルが高すぎるからか、オチも良いのに弱く感じてしまう。
邦画だと藤原竜也と山田孝之が主演の「MONSTERZ モンスターズ」に近いかも。
もちろんオチは覚えてません。
最後ってどうなったんだっけ?
ちなみに、ラディウスとは“半径”という意味。
SFスリラーの皮を被ったヒューマンドラマ
主人公リアムの周囲で起こる不審死から、謎に迫るSF作品。
序盤はリアムの周囲で不審死が相次ぎ、不穏な雰囲気を漂わせるSFスリラー。中盤はジェシーの登場から過去が徐々に明らかになり、警察の追っ手を掻い潜るサスペンス。終盤は過去の記憶を取り戻しヒューマンドラマに。転換がスムーズで飽きさせない。
2人の距離で生死が左右される設定も上手で、警察に相談するという、安易な行動を制限する要素になっているし、2人が離れらない要素にもなっている。
クライマックスの池のほとりで戻すシーンや遺体を池に探しに行くシーンは、シリアルキラーだった過去を受け入れられず、悔いていることを短時間で上手く描いていた。撃たれたジェシーを病院に連れていき、2人は離れる。
記憶喪失からリアムとジェシーの再生を描いたヒューマンドラマとして、なかなかの完成度だ。
聞いてくれ。
聞いてくれ。いいから俺の話しを聞いてくれ。ある晩、1人の女性に出会ったんだ。なんだか前にも見覚えがあって。そんな彼女が川で自○しようとしてて。俺は提案したんだ。どうせ○ぬならもっといい方法がある。説得した。君が行きたい場所に行こう。どこにでも連れてってやるってね。そうして女は俺の車に乗った。姉妹の別れは辛いものだ。俺はそれだけ呟いた。そしたらこのアマ。気づいちまった。勘のいいビ○チだ。すぐに眠らせようと思ったらこのアバ○レ、抵抗しやがった。くそ。おとなしくしろ。うお。なんだ。だぁがぎばぁぁぁばー。いってぇなぁ事故ったじゃねぇか糞が。どこに行く。逃げれると思ってるのか?あ?なんだその手に持ってるのは?
やれるもんならやってみろ。どうせできやしな。。。。。。。。
なんだ?俺は誰だ。ここは?
教えてくれ。俺に一体何が起こった。
おもしろい発想と恐らく低予算でも・・・
カナダのシチュエーションスリラー作品です。
以外と言っては失礼かもしれませんが
結構楽しめました。
途中までは「なぜこうなったのか」が中心でしたが
途中からは「こいつらは何ものか」を知りたくなり
知ってしまったが最後、恐ろしいことに・・・
おもしろい発想と恐らく低予算での作品作り。
それでも楽しめる映画はあるもんですね。
3.8好きと言わざるを得ない映画
全体だけ見ればそこまですごい映画ではないが、個人的には非常に好きな映画だった。導入から、終わりにかけて、「うわーハッピー展開になってくれーーー!」と思いつつも、得も言われぬなんでそうなるん?っていう展開。
しかし、自分としては好きな映画だった。
全部の伏線、展開、SF、半径。すべてが好きと言わざるを得ない映画だった。
1.5時間、満足。
主人公目線で見てると切ない
不可思議なことが自分に起こる設定が非常に好きでその辺りは満足。
あまり先読みが出来ない方なので結末に衝撃を受けた。
しかし展開的にも仕方ない結末。
彼の潜在的な部分がどちらがメインなのかはわからないが、主人公の気持ちに沿って見ていた自分にとっては幸せになって欲しい良い人だった。
しかしどちらに転んでも周りの人達が死ぬよりもと決断した正義感で終わり、その死を悲しむ人がいるということが救いになる終わりだった
切ないが綺麗にまとめたストーリーでした
思ったよりも数百倍一筋縄ではいかなかった
広告や序盤はゴリゴリのSFだが
徐々にSF要素とサスペンス要素が入り乱れる
それぞれ単体だと凡百な話だが合わさると一級品の映画に…
…ならないんだなこれが笑
上手い演出もあるにはあるがストーリーのちぐはぐ感は否めない
こんな映画もある
ありそうでなさそうで"ありそう"な感じ
面白いけど素晴らしくもない
数年後に「確か面白かったはず」と思って見返すと「あ、そんなにだったわ」となる
それを繰り返すような
見返す映画は、良い映画 と信じてる私にとってはとても複雑な立ち位置になる映画だった
このレビューを書いてるときのレビューの平均点が⭐︎3であることに納得
観といて損はないかな
分かりやすくて観やすい点は良いので星は0.5足しました
知らぬが仏
こんなに嬉しくないハッピーエンドはなかなかない
コンセプトが面白い
主人公に近づくと死んでしまうとか、二人一緒にいないといけないところとかハラハラさせてくれて楽しめます。
まあだいたい原因は宇宙さんだろうねと予想しつつ、しっかり原因究明される事がないまま終わってしまう。それはそれでも面白いのですが、SF映画を観るつもり満々で観始めたら結局サスペンスに針が大きく振れていったので少し残念でした。でも主人公二人の関係性が謎解かれていくのは面白かったです。
主人公の家が住み心地良さそうな素敵な家でした。
主人公だからという先入観
こういうSF、サスペンス系が大好き。
事故で記憶喪失状態の男女が出会い、共に行動するうちに少しずつ記憶を取り戻す。
事故現場で目覚めた男は半径15m以内の生き物を瞬時に命を奪う殺人兵器になっていた。
女はその男と一緒にいれば、男の殺人能力を抑制する能力がある事に気づく。
主人公リアムが事故現場で目覚めて、訳がわからない状態から事実が判明していく過程をみるのはすごく面白かった。
設定に少し無理はあるが、面白い。
冒頭は完全に主人公の味方だった。
徐々に明かされる経緯や展開に驚き飽きずに観れたが、
肝心の殺人兵器になってしまった科学的な見解がなく少し腑に落ちない部分はあった。
でも、この物語はそこに重点を置いているわけでは無いようにも感じる。
最後の展開は切ない。
オチは悪くないけど
無理やりSF絡めなくてもいいにでは?
そっちの方のオチかと思ってたから…。
SFって紹介もあったし(いい加減な事書くなやー)
素直にサスペンスってことでよかったのに。
作品としては良かったです。
うまいストーリー展開
記憶喪失で社会的に孤立した2人。信頼できない人には自分のことは詳しく話さない。この自然なスタンスによって口数が少ないことの不自然さが消え、結果としてストーリー展開が面白くなっている。徐々に信頼関係を築き始め、コミュニケーションが円滑になりスピード感がでてくるのが面白い。
もし、ヒロインが当初思い出すのが、ヒロインの失踪でなく姉の失踪だったら、早い段階から主人公を疑って観てしまっただろうな。でもヒロイン自身のこととして思い出したので最後まで楽しめた。わざあり!
【突飛なアイデアでも、しっかりした作りがリアリティを与えてくれる映画】
・2017年公開のカナダのSFスリラー映画。
・交通事故で意識を失った主人公リアム。目を覚ますと自分が誰かという記憶もなく、近くの町に助けを求めるも目が白くなった大量の死体と遭遇。最初はウィルスの原因を疑ったが、実は自身が近づくとなぜか人や動物が死んでしまうことを悟る。そんな中、唯一自分に近づいても死なない女性ジェーンと出会い、彼女も同乗者として事故にあい記憶をなくしていることを知る。さらに、彼女が近くにいるときだけはリアムの近くに人や動物が来ても死なないという不思議なこともわかる。やがて2人は危険人物として警察に追われる身となりつつも、それぞれのなくした記憶と不思議な力の真相を知るために協力していくが という大枠ストーリー。
[お勧めのポイント]
・「生き物が近づくと死ぬ」という異常な設定を違和感なく受け取れる
・全くオチが読めない(でもささやかな伏線はあったのかも?)
・真相がわかったあとの終わり方のむずがゆさ
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【「生き物が近づくと死ぬ」という異常な設定を違和感なく受け取れる】
・RADIUSの意味は「半径」だそうです。そして、リアムのある半径内に生き物が近づくと死んでしまう物語。なるほど、アイデア主体の映画っぽさが満載です。ちなみに、いくつかのサイトでは「半径15m以内に近づくと・・・」と書いてありましたが、私は映画を見るだけだと15mという数値がよくわかりませんでした。(見逃した??)
・この異常な設定が、不思議と納得できるんです。ともすれば、お金をかけることができずアイデア主体で勝負する学生映画にありそうな設定。でも、学生映画のようなチープさもない。しっかりとした映画として鑑賞できるほどのリアリティ。これは近づいた人の死に方の演出や、その状況を魅せるための物語の運びが、突飛なアイデアをきちんとした映画にまで昇華させている気がします。
【全くオチが読めない(でもささやかな伏線はあったのかも?)】
・事故前の二人の状況、不思議な力の原因、私は全く読めませんでした。いや、これはわかなくて当たり前な気もしますが💦逆に読めた方すごいかも。しかも、それらの真相がわかる終盤の衝撃は大きかったです。この「衝撃」だけでも結構楽しめる映画だと思います。
・ただ、物語序盤で、近くで人が死んでリアムが警察に電話するんですが、なぜか警察に名前を言わないシーンがあるんです。最初は自分の名前すら忘れていて言えなかったんですが、自分の免許証を見つけて名前はわかったはずなのに、なぜか名前を言わずに電話を切るんです。この行動の意味は?がずっと気になっていました。が、終盤の事故前のリアムの状況が明白になり、なるほど。これが序盤の行動の意味とつながっているのではないか?という推察ができました。思い込みかもしれませんが、普通に考えてみても、やはり違和感満載の行動なので、この序盤のリアムの行動は何かしらの意図を持たせたものではないかと思います。
【真相がわかったあとの終わり方のむずがゆさ】
・記憶を取り戻したリアムとジェーン。その後の彼らの行動は、記憶をなくす前の状況では考えられないものでした。それが「何とも言えないむずがゆさ」を与えてくれます。嫌な感じはしません。「むずがゆい」んです笑
【総じて】
・突飛なアイデアをしっかり映画として見応えを持たせてくれいてる作品だと思います。
・緊迫感にハラハラ、真相にワクワク、するSFサスペンス映画だと思います。一度鑑賞されてみても後悔はないかと思いますので、お時間あるときにご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。ありがとうございました。
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