「画は綺麗だったんだけどね」フューリアス 双剣の戦士 つとみさんの映画レビュー(感想・評価)
画は綺麗だったんだけどね
VFXを駆使した、お気楽なロシア映画は好きだ。ちょっとおバカっぽいくらいがいい。
まあ、そういうのはハリウッドとロシア映画と、あとインド映画が少しくらいしかないんだけどね。
ハチャメチャに暴れて、無駄にカッコ良かったり、ストーリーもどことなくグダくて、ツッコミどころが満載と、求めていたものは詰まっていたし、熊も活躍するし悪くないはずなのに、イマイチ面白くなかった。
ざっくりと、主人公の魅力不足だったかなと思う。この人、強いんだか弱いんだかよくわからないし、英雄的な扱いをされたりするんだけど、どの辺りが英雄的なのかわからない。
あと、結構重要だと思うのは、なぜ戦っているのかわからないこと。どんなに青臭いことでも戦う理由への言及は必要だったと思うな。
それから、エンディングについて激しくツッコめるけれど、ネタバレになるのでやめておく。
一応歴史ものだから調べればすぐわかってしまうだろうけどね。
簡単に言うと、盛大な「誤魔化し」だった。
野蛮人のはずのバトゥ・ハンは有能でしたとさ。
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