フューリアス 双剣の戦士
劇場公開日:2018年2月3日
解説
ロシア史に残る伝説の戦い「バトゥのリャザン襲撃の物語」をモチーフに、強大なモンゴル帝国軍にたった1人で立ち向かった戦士の死闘を壮大なスケールで映像化したソードアクション。13世紀半ば、暴君バトゥ率いるモンゴル軍は支配地域を次々と広げ、その勢力をヨーロッパへと拡大、複数の公国に別れていたロシアに侵攻する。ほとんどの大公がモンゴルの強大な力に屈していく中、リャザンの大公は降伏を拒否。彼の土地は、ロシア最強の戦士コロブラートに守られていた。激怒したバトゥは熟練兵たちの大軍隊を編成してリャザン公国に攻め込む。出演は「裁かれるは善人のみ」のアレクセイ・セレブリャコフほか。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2018」上映作品。
2017年製作/118分/ロシア
原題:Furious
配給:アットエンタテインメント
スタッフ・キャスト
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2022年7月2日
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鑑賞方法:VOD
に攻められたロシアのある公国の最強戦士の闘い。
1人で戦ったとあるが、全然1人ではないけど。
何百年昔の出来事なら分かるが、リアルな今にロシアがウクライナに進軍している…
人間の歴史から戦いは切り離せないのなら、人類など滅びたほうが良いのかも。
主人公たちが敵の交渉で絶対勝てないのに逆切れしたせいで、国の民は皆殺し。おまけに主人公たちが焼け野はらになった国に帰るなり、でっかい音で鐘をならすからまた敵がやってくる。さすが精神が病気持ちなだけあって、もうめちゃめちゃ迷惑な主人公。
よくある寡戦の物語なので、当然、最期は目的達成。
寡戦の映画といえば、墨攻、300 (スリーハンドレッド)、のぼうの城、ローン・サバイバー、フューリー、ホース・ソルジャーか秀逸で感動的で忘れられない。
この作品は、モンゴル軍の王や腹心の部下の将軍のキャラが立ってて、ロシアチームのキャラは主人公だけが存在感ありってのが少し残念だけど、佳作だと思う。
ロシアのスペクタル映画は初めて見たので、思いの外楽しめました。突然、デメタシデメタシの終演。
最近、ロシア映画にハマり気味。
なんで驚いたか???聴かないで欲しいんだ。映画を観始めて暫くはどこの国の言葉なのか分からなかったんだ。
モンゴル軍の衣装の鮮やかさが際立ち過ぎて・・・・めまいがした。物語は平たんでどこにでもある英雄伝説。面白いのはやはり主人公の病気。眠りから覚めると記憶がなくなる。そして13歳の時に経験した戦闘状況に陥り暴れまくり、とかも尋常じゃないパワーを放出して周りの人間を襲う。とても想像できない病なのだ。これは、この世に存在する病なのだろうか、それとも作者の創作なのかとても興味深い。自己犠牲が最良の美徳と謳い上げる英雄伝説映画と一線を画していた。
そして、プーチンはこの映画を観たのか?